60代へのキャリアの“書”方箋

【こんな方にオススメ】

  • 40代から60代のミドル層・シニア層
  • 現在のキャリアに行き詰まりや不安を感じている人
  • 仕事と家庭のバランスや自己実現について悩んでいる人
  • キャリアデザインに関して専門的な知識を学びたい人

キャリアの悩みは、若い世代だけのものではありません。

ミドル層・シニア層といわれる40代以降の世代も、現代社会の大きな変化の中でキャリアや役割について悩み、自身のアイデンティティに大きな不安を抱く人が少なくありません。

たとえば…

「もう若くなく、キャリアとしては行き詰まりを感じている」
「仕事や家庭で誰かを支えることが一番大事だと思っているうちに、自分自身が空っぽになってしまうような感覚に襲われる」
「環境を変えるリスクに耐える余裕はないのに、今のままでいいのかと思ってしまう」

などの悩みが挙げられます。

平均寿命が延び、人生100年時代ともいわれるようになった今、自分の生き方や働き方を見直し続けるためには、どのような考え方が必要なのでしょうか。

本番組『中年期のキャリアの“書”方箋』では、ミドル層・シニア層のこうした悩みに着目し、これまでの経験を活かして新しい生き方を模索するためのヒントが得られる書籍を紹介します。

毎回著名なゲスト研究者をお招きし、40代編・50代編・60代編に分けて最新の研究知見を解説。各年代ごとに訪れる課題とその対処法について講義とディスカッションを通じてお届けします。

今回は「60代編」。ゲストに石山恒貴先生(法政大学大学院政策創造研究科教授)をお迎えし、著書『定年前と定年後の働き方~サードエイジを生きる思考』を中心に話題提供をいただきながら、理解を深めていきます。今まさに60代を迎えている方、これから迎える方、どちらにも多くの学びをもたらす内容です。ぜひご覧ください。

【チャプター】

00:11 番組「中年期の“書”方箋」の紹介
04:07 60代の“アイデンティティ危機”の特徴
10:53 話題提供(1):今日のシニアが抱える課題
24:51 話題提供(2):60代への“書”方箋:ジョブ・クラフティングと越境学習
36:40 定年前後をテーマとした書籍を書こうとしたきっかけ
38:51 「情熱・動機・強み」を深堀りするコツは?
42:05 SOCを実行するための工夫や職場の風土とは?
47:24 越境するための最初の一歩は?/越境先でうまくやっていくには?
50:48 シニアを部下に持つ人が意識するとよいことは?
55:26 60代でのキャリア観を見据えてやっておくべきことは?

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出演者

一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院経営情報学研究科修士課程修了、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了、博士(政策学)。NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。人的資源管理、組織行動、越境学習、タレントマネジメント等が研究領域。日本キャリアデザイン学会副会長、人材育成学会常任理事、Asia Pacific Business Review(Taylor & Francis) Regional Editor、日本女性学習財団理事、産業・組織心理学会理事、人事実践科学会議共同代表、一般社団法人シニアセカンドキャリア推進協会顧問、NPO法人二枚目の名刺共同研究パートナー、フリーランス協会アドバイザリーボード、NPO法人CRファクトリー「コミュニティライフシフト」特別アドバイザー、専門社会調査士等。

主な著書:『定年前と定年後の働き方』光文社、『カゴメの人事改革』(共著)中央経済社、『越境学習入門』(共著)日本能率協会マネジメントセンター、『日本企業のタレントマネジメント』中央経済社、『地域とゆるくつながろう!』静岡新聞社(編著)、『越境的学習のメカニズム』福村出版、『パラレルキャリアを始めよう!』ダイヤモンド社、『会社人生を後悔しない40代からの仕事術』(共著)ダイヤモンド社

主な論文:The impact of knowledge brokering and role crafting on work engagement: a two-wave panel survey of older Japanese workers, Journal of Managerial Psychology, Vol.38,No.7,2023.

主な受賞:日本の人事部「HRアワード2023」書籍部門最優秀賞(『カゴメの人事改革』)、日本の人事部「HRアワード2022」書籍部門最優秀賞(『越境学習入門』)、経営行動科学学会優秀研究賞(JAASアワード)(2020)『日本企業のタレントマネジメント』、人材育成学会論文賞(2018)等

筑波大学ビジネスサイエンス系助教/株式会社MIMIGURI リサーチャー
東京大学大学院 学際情報学府博士課程修了後、同大学情報学環 特任研究員を経て、現職。MIMIGURIではリサーチャーとして、組織行動に関わる研究に従事している。研究キーワードは、レジリエンス、ジョブ・クラフティング、チャレンジストレッサーなど。著書に『チームレジリエンス』がある。

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