2020年6月4日に発売された書籍『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(安斎勇樹・塩瀬隆之著 学芸出版社)。7月下旬時点で第3刷・累計3万部が発行され、大きな話題を集めています。
「問いのデザイン」は、商品開発、人材育成、組織開発、地域活性等々、あらゆる分野において複雑な問題の本質を捉え、創造的な課題解決に導く技術として有用な方法論です。また、こうした問いを用いた課題解決プロセスの全体像を安斎自らが解説する動画を一般公開しています。
動画では、「問いのデザイン」をプロジェクトに活かす際の”全体像”を、書籍には未収録の図 を用いて概説しています。「問いのデザイン」という言葉に今ひとつ馴染みがない方でも、組織開発・事業開発のプロジェクトにおいて「問い」がなぜ重要なのか 、わかりやすく学べる動画にもなっています。10分程度の短めの動画ですので、ぜひすきま時間にご視聴ください。
問いのデザインの全体像
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CULTIBASEでは「問いのデザイン」に関する特集も扱っています。
会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」では、「問いのデザイン」をさらにじっくり味わえるコンテンツを多数配信しています。毎週配信される動画コンテンツやメルマガ、また会員専用のオンライングループでの交流を通じて、人とチームの「創造性」を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学びます。興味のある方は、まずは下記テキストリンクより詳細をご確認ください。
ライター:水波洸
CULTIBASE 編集者
株式会社ミミクリデザイン(現・株式会社MIMIGURI) Editor。法政大学経営学部経営学科卒業。千葉県出身。在学中から「対話の場のデザイン」を主な探求テーマとして、様々なワークショップや哲学対話の実践に参加・参画。卒業後はそうした活動の臨床心理的意義を模索する傍ら、NPOの広報担当としてワークショップレポートを多数執筆。現在はワークショップや対話イベント専門のライター・編集者としても活動。ミミクリデザイン(現・株式会社MIMIGURI)では、メディア編集を担当している。