CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの19回目では、株式会社MIMIGURIの渡邉貴大が、同社の猫田耳子、栄前田勝太郎とともに、「ファシリテーションは基礎教養か、専門知か」をテーマにディスカッションしました。
- 渡邉は自身の体感として、デザイナーやエンジニアなど、何らかの領域の専門性をすでに持っている人は、ファシリテーションの熟達が早いように感じると話す。その背景には、専門領域がはっきりしていると、ファシリテーションの対象やその対象に向けた視点が明確になることが影響しているのではないかと推測する。
- 前提として、「専門性」と「ファシリテーション」は二者択一ではなく、相互に影響し合うものである。とはいえ、だとすれば「ファシリテーションの専門家」とはどういう存在になるのだろうか。猫田は、現在の自身の肩書を「ファシリテーター」としていることに触れながらそう問いかける。
- また、栄前田は「プロジェクトマネジメントをやっていたはずが、ふと振り返るとファシリテーションをやっていた」として、「専門性」と「ファシリテーション」が行為として逆転することもあるのではないかと語る。
- ファシリテーターは学習者であり、同時に越境者でもある。好奇心に突き動かされながら、時に領域の枠を越えて学び続け、専門性を溶け合わせさせる行為こそが、“ファシリテーターらしさ”だと言えるのではないだろうか。
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