今回のテーマは、「組織の課題」。
CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。
パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。
「組織の課題は、風土改革と『○○○』で8割解ける」の概要
組織の問題の8割は「風土改革」と「PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)」で解決できるというテーマが話されました。組織改革では複雑な理論や施策が提案されることが多いですが、本質的には風土の改善とプロジェクト管理の適切な運営が鍵だとしています。
PMOは、複数のプロジェクトを整理し、全体の整合性を保ちながら進行をサポートする役割を果たします。特に大企業では、部門ごとに業務が縦割り化し、プロジェクト間での不整合が頻発することがあります。この問題を放置すると、手戻りが増えたり、進行が停滞したりするため、PMOの整備が重要です。
具体的な解決策として以下の3点が挙げられました。
- 要件定義の精密化:プロジェクトの目的や手順を明確にドキュメント化し、全員で共有する。
- 定期的な振り返り:プロジェクトの進行を見直し、教訓を共有してプロセスを改善する。
- 部門横断的な視点:組織構造とプロジェクト構造の不整合を把握し、改善するためのメタ的な機能を持つ。
風土改革については、職場の関係性が良好で「楽しい」と感じられることが問題解決の基盤になると話します。風土が整っていると、不要な対話や対立を防ぎ、効率的な運営が可能になります。
総じて、組織運営を成功させるためには、風土改革とPMOによる全体的な整合性の確保が欠かせないという結論に至りました。
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