組織ファシリテーション論 最新講義:組織の創造性を賦活する見取り図

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約99分

本動画は、2021年4月3日に開催された「組織ファシリテーション論 最新講義:組織の創造性を賦活する見取り図」のアーカイブ動画です。

概要

会議の話し合いが活発にならず、なかなか良いアイデアが生まれない。
何かアイデアを思いついても、組織が動かず、なかなか実現されない。
メンバーの個性や才能が活かされていない。チームにまとまりがない。
組織が近視眼的で、イノベーションどころか、職場がなかなか変わらない。

こうした悩みの真因を探ると、必ずと言っていいほど、人とチームの「創造性」の問題に行き着きます。すなわち、メンバーひとりひとりのポテンシャルが発揮されていない状態。チームの関係性が固着化し、深いコミュニケーションが生まれなくなっている状態。さまざまな制約によって、組織全体が変わりたくても変われなくなってしまっている状態です。

これらの問題は、MBAなどの専門知識を学んでも、なかなか解決されません。なぜならば、トップダウン型の経営戦略やオペレーションだけでなく、人間の心理やチームの関係性のメカニズムに基づくボトムアップ型のファシリテーションの技術を駆使する必要があるからです。

本イベントの主題である「組織ファシリテーション(Organization Facilitation)」とは、組織の一人ひとりの創造性を発揮させ、チームの創造的なコラボレーションを促進し、その力を組織ビジョンと共鳴させながら、組織変革をボトムアップに起こしていくための方法論の総称です。組織ファシリテーションの技術は、いわゆる会議やワークショップのファシリテーションのテクニックにとどまらず、最新のマネジメント論、企業のイノベーションの原理、人間の創造性と学習のメカニズム、デザインやアートの考え方など、幅広い知識に支えられています。

まだまだ発展途上の領域ではありますが、今回のイベントでは最新の知見と理論の全体像について、具体的な事例や学術的な理論とともに解説します。

参考資料

組織ファシリテーション論最新講義.pdf

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出演者

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

X(Twitter)noteVoicyhttp://yukianzai.com/

アナウンサー

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