漫画『アオアシ』、対話と学習のすべてが学べる説|CULTIBASE Radio|Management #112

漫画『アオアシ』、対話と学習のすべてが学べる説|CULTIBASE Radio|Management #112

/約24分
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「漫画『アオアシ』、対話と学習のすべてが学べる説」の概要

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの112回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「漫画『アオアシ』、対話と学習のすべてが学べる説」をテーマにディスカッションしました。

  • アオアシでは、主人公・葦人が何度も新しい環境に入ることになり、その度に自分と周囲のレベルの違いに圧倒され、それを乗り越えていく構成になっている。
  • アオアシにおける困難さの乗り越え方として、対話を通してアンラーニングを行いながら、チームで学習して乗り越える。
  • 自分の前提をさらけ出すことと、相手の前提を本気で知ろうとすることが重要だとミナベは言う。安斎も、表面的ではなく、価値基準をさらしすり合わせをしており、対話のお手本のようなプロセスと述べる。
  • 多くのビジネスパーソンがプロセスを実現できない理由が2つあるとミナベは言う。1つは、自分の前提をさらけ出せないこと。もう1つは、成功体験を言語化し、その前提に自信を持っているからこそ、新しい環境に適応できないことだという。
  • また、協働する上ではチームワークの先にある成果を理解することが重要だとミナベは言う。相互理解を目的とするのではなく、成果を目指すプロセスとして、自己の言語化とチームでの対話が存在していることがある。
  • マネージャーはコトが目的にあって、その手段として対話をしていることが多い。一方、メンバーは人に向き合うことを目的として、対話をしていることが多い。どちらも大切だとしたうえで、目的がずれないように注意する必要があると安斎は言う。

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株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。

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株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

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