今回は安斎勇樹と小田裕和が、商品開発を目的とするワークショップの活用方法について解説しました。
はじめに、意味のイノベーションを提唱するミラノ工科大学のロベルト・ベルガンディ教授による商品開発の3つのアプローチ(技術主導・市場主導・デザイン主導)を紹介しました。続いて、それぞれのアプローチと効果的なワークショップデザインの方向性について解説し、最後に商品開発を目的とする場合におけるメタワークショップとしてプロジェクトをデザインする必要性を示しました。
ワークショップを活用して、イノベーションを生み出したい人は必聴の動画です。ぜひご覧ください。
■チャプター
00:12 小田の紹介
01:14 ワークショップの目的別類型・役立つ領域
01:57 「創発型=商品開発ワークショップ」ではない
03:38 ワークショップのプログラムの基本構造
04:34 商品開発における3つのアプローチ -意味と仕様
07:42 技術主導とワークショップ:技術の意味を再解釈する
11:00 市場主導とワークショップ:リサーチデータを多角的に読み解く
12:43 デザイン主導とワークショップ:固定観念を外し、新たな意味を与える
13:30 アプローチに対応してプログラムを変える
14:49 プロジェクトをメタワークショップとしてデザインする
17:19 デザイン思考への疑問 :デザインの活動は複雑である
18:28 ワークショップのプロセスを通じて作り手の想いが膨らむ
18:50 ワークショップを組み合わせながらメタワークショップをする
20:21 経験学習の出発点は衝動
21:07 いかに動機・衝動を各アプローチに乗せてプロジェクトを設計するか