CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio ファシリテーションの14回目では、株式会社MIMIGURIの渡邉貴大と根本紘利が、「プロジェクトを推進させる「アジェンダ設計」のポイント」をテーマにディスカッションしました。
- 10月に開催されたCULTIBASE Labのライブイベント『“PMの暗黙知”を解き明かす:プロジェクトを推進させるファシリテーション』では根本も登壇し、不確実性の高い状況下でのプロジェクトマネジメントの暗黙知を語った。今回はイベントでも登場した「アジェンダ設計」についてTIPSを深掘りしていく。
- プロジェクトは、なんらかのゴールを達成するための中・長期的活動だ。積み重ねていく定例ミーティングを繋ぎ、「今なにをすべきか」を明らかにするためにアジェンダが重要となる。
- あらかじめアジェンダで設計・記載しておくのは「今までやってきたことの確認」「なにを話したいか」「次までになにをやるか」の3点セットだ。
- 加えて、プロジェクトによっては、全体像と現在地を確認できる見取り図や、ステークホルダーが多い場合のコミュニケーションの進捗確認、アジェンダ以外のタスク・課題の進捗を確認する“課題管理表”を作成しておくこともある。
- また、特になにかを作り上げるようなプロジェクトの場合、細かい確認やフィードバックが多くなる。そのため、Slackやnotion、miroなどを通じてみんなが確認しておくべき情報をあらかじめ共有しておくことが重要だ。こうすることでミーティングに対する参加者の解像度が上がり、本質的な議論に時間を割くことができるようになる。
参考動画
今回のRadioのパーソナリティを務めた根本が10月に登壇したイベントのアーカイブ動画はこちらからご覧いただけます。