人間とは、面倒くさいけど愛らしい存在である|CULTIBASE Radio|Playful #4
人間とは、面倒くさいけど愛らしい存在である|CULTIBASE Radio|Playful #4
/約16分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio プレイフルの4回目では、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と立教大学経営学部准教授でありMIMIGURIリサーチャーでもある舘野泰一で、前回のプレイフルラジオに引き続き、「人間とは、面倒くさいけど愛らしい存在である」をテーマにディスカッションしました。前回はこちら

  • リーダーが、まずは「ありのままでいる」必要がある。しかし、周囲のメンバーが、リーダーが「ありのままでいない」ことを責め立てた場合、余計にリーダーは「ありのままでいづらく」なってしまう。
  • 人間は「めんどくさいけど、愛らしい」という前提に立つとよい。矛盾を抱えていることが愛らしく、弱みの感情も存在することを認めることが、スタートとして重要である。ただし、弱みの感情の吐露だけでは不十分だ。
  • 「めんどくさいけど、愛らしい」人間が集まった組織もまた「めんどくさいけど、愛らしい」存在である。
  • 言行不一致で矛盾した行動をとる「パラドキシカルリーダーシップ」が鍵になるかもしれない。リーダーシップをとることは、非常に大変で、矛盾もある。しかしながら、そこには管理されていない道路で遊ぶという矛盾のような、破壊性やおもしろさも存在する。

イベント開催のお知らせ

今回パーソナリティを務めた安斎・舘野が登壇するイベント「組織の『矛盾』を手懐けるリーダーシップの最新知見」を3月12日に開催します。詳細は下記よりご覧ください。

組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見

組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見

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出演者

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

X(Twitter)noteVoicyhttp://yukianzai.com/

1983年生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学後、東京大学大学総合教育研究センター特任研究員、立教大学経営学部助教を経て、現職。博士(学際情報学)。専門はリーダーシップ教育。近著に『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』『これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで(共著)』(日本能率協会マネジメントセンター)など。

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