CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio プレイフルの4回目では、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と立教大学経営学部准教授でありMIMIGURIリサーチャーでもある舘野泰一で、前回のプレイフルラジオに引き続き、「人間とは、面倒くさいけど愛らしい存在である」をテーマにディスカッションしました。前回はこちら。
- リーダーが、まずは「ありのままでいる」必要がある。しかし、周囲のメンバーが、リーダーが「ありのままでいない」ことを責め立てた場合、余計にリーダーは「ありのままでいづらく」なってしまう。
- 人間は「めんどくさいけど、愛らしい」という前提に立つとよい。矛盾を抱えていることが愛らしく、弱みの感情も存在することを認めることが、スタートとして重要である。ただし、弱みの感情の吐露だけでは不十分だ。
- 「めんどくさいけど、愛らしい」人間が集まった組織もまた「めんどくさいけど、愛らしい」存在である。
- 言行不一致で矛盾した行動をとる「パラドキシカルリーダーシップ」が鍵になるかもしれない。リーダーシップをとることは、非常に大変で、矛盾もある。しかしながら、そこには管理されていない道路で遊ぶという矛盾のような、破壊性やおもしろさも存在する。
イベント開催のお知らせ
今回パーソナリティを務めた安斎・舘野が登壇するイベント「組織の『矛盾』を手懐けるリーダーシップの最新知見」を3月12日に開催します。詳細は下記よりご覧ください。