リーダーシップ論、息苦しくないですか!?|CULTIBASE Radio|Playful #3

リーダーシップ論、息苦しくないですか!?|CULTIBASE Radio|Playful #3

/約14分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioプレイフルの3回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、立教大学経営学部准教授でありMIMIGURIリサーチャーでもある舘野泰一が、「リーダーシップ論、息苦しくないですか!?」をテーマにディスカッションしました。今回の続きは3月2日頃に公開します。

  • リーダーシップの定義は、階級職位におけるリーダーではなく、職場やチームの目標を達成するために他者に影響力を発揮する能力のこと。いわゆる“管理職”以外の人も発揮することができるものだ。
  • 舘野がPlayfulリーダーシップを探求し始めた動機は、①合理的にやっていくことの限界性を感じたこと②リーダーシップのhowではなく、発揮する人の背後にあるwhyを探りたいと感じたことにある。すぐに役に立つか/立たないかではなく、自分のために課題を見つけ、がんばって乗り越えることを楽しんでいく。それと同時に周りを巻き込んでいくことをPlayfulリーダーシップと捉えている。
  • リーダーシップもファシリテーションも「自分を犠牲にして他者に働きかけなければいけない」とされている雰囲気があるが、それだけでは自分や他者を受容できず、正しさだけで人をコントロールしようとしたりしてしまう。自分の内発的な動機を受容して行うことが必要である。
  • リーダーシップ論が息苦しいと感じることはないだろうか。リーダーシップ論で語られていることは大事だが、あまり現実に即していない内容も多く、現場のリーダーを苦しめることになっているケースもある。

イベント開催のお知らせ

今回パーソナリティを務めた安斎・舘野が登壇するイベント「組織の『矛盾』を手懐けるリーダーシップの最新知見」を3月12日に開催します。詳細は下記よりご覧ください。

組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見

組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見

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出演者

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

X(Twitter)noteVoicyhttp://yukianzai.com/

立教大学経営学部 准教授/株式会社MIMIGURIリサーチャー

1983年生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学後、東京大学大学総合教育研究センター特任研究員、立教大学経営学部助教を経て、現職。博士(学際情報学)。専門はリーダーシップ教育。近著に『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』『これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで(共著)』(日本能率協会マネジメントセンター)など。

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