CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioプレイフルの3回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、立教大学経営学部准教授でありMIMIGURIリサーチャーでもある舘野泰一が、「リーダーシップ論、息苦しくないですか!?」をテーマにディスカッションしました。今回の続きは3月2日頃に公開します。
- リーダーシップの定義は、階級職位におけるリーダーではなく、職場やチームの目標を達成するために他者に影響力を発揮する能力のこと。いわゆる“管理職”以外の人も発揮することができるものだ。
- 舘野がPlayfulリーダーシップを探求し始めた動機は、①合理的にやっていくことの限界性を感じたこと②リーダーシップのhowではなく、発揮する人の背後にあるwhyを探りたいと感じたことにある。すぐに役に立つか/立たないかではなく、自分のために課題を見つけ、がんばって乗り越えることを楽しんでいく。それと同時に周りを巻き込んでいくことをPlayfulリーダーシップと捉えている。
- リーダーシップもファシリテーションも「自分を犠牲にして他者に働きかけなければいけない」とされている雰囲気があるが、それだけでは自分や他者を受容できず、正しさだけで人をコントロールしようとしたりしてしまう。自分の内発的な動機を受容して行うことが必要である。
- リーダーシップ論が息苦しいと感じることはないだろうか。リーダーシップ論で語られていることは大事だが、あまり現実に即していない内容も多く、現場のリーダーを苦しめることになっているケースもある。
イベント開催のお知らせ
今回パーソナリティを務めた安斎・舘野が登壇するイベント「組織の『矛盾』を手懐けるリーダーシップの最新知見」を3月12日に開催します。詳細は下記よりご覧ください。