CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの22回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「部下が上司にすべき「ツッコミ」の作法」をテーマにディスカッションしました。
- 1月3日に、舘野泰一さんと石井遼介さんをゲストに「心理的安全性とリーダーシップをめぐる6つの問い」についてYouTube Liveを行ったのだが、そこで盛り上がったトピックの1つに「ツッコミ」の重要性がある。
- 例えば、安斎がクライアントの組織開発ワークショップをする際、あとから社長が入ってきただけで場が固まってしまうことがある。そういうときに「あれ、場がアイスブレイク前に戻っちゃいましたけど、いつもそんなに怒ってるんですか?!」と恐る恐る社長にツッコミを入れると、むしろ社長も社員も和やかになると言う。
- ミナベも、組織コンサルとして関わる際には「組織のなかで一番怖そうな人と仲良くしにいく」と言う。偉い人にも“めっちゃKY”なキャラクターを装って「いや、それ詰めすぎじゃないっすか(笑)」などとツッコミを入れる。
- ツッコミを入れる隙が全くないときには、率直に言う。「ちょっと今ビビってるんですけど、〇〇さんと、つっこんだりできるような関係性になりたくて。どうすればいいんですかね」と聞きにいく。
- 人によって「おいしいな」と思うつっこまれポイントが違うことに気をつけながらも、一度「ツッコミづらい」ということをも言える関係性になれば、ツッコミができるようになる。
- トップは、孤独になってしまうケースが多い。そんなときに、ツッコミは部下から出せる上司への助け舟なのである。