現場の暗黙知の言語化し、コミュニケーションを促進する方法

今回は、京都大学総合博物館准教授・塩瀬隆之先生をゲストにお迎えしました。後編となる今回は、塩瀬先生の博士論文のテーマである「暗黙知」をいかに表出させ、組織の中で技として浸透させていくか、様々な事例を交えながら、お話いただきました。また、WDAが目指す「実践知が直に伝わり合うようなコミュニティ」づくりのヒントが多数語られていました。

■動画の概要
00:10 世代間で異なる得意領域を繋げて組織の中で地図を作る
03:03 個人や組織の固定観念を外すために、ファシリテーターが外部から関わることの意義を考える
05:49 「暗黙の前提」を解きほぐすことで多様なコミュニケーションを促していく
07:53 「暗黙知」を表出させ、個人の“職人芸”をいかに伝承・浸透させるために必要なプロセス
14:57 「緻密な言語化・体系化」がさらに多くの人への暗黙知の共有を可能にする
20:40 余白のデザインの重要性

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出演者

株式会社MIMIGURI

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

X(Twitter)noteVoicyhttp://yukianzai.com/

京都大学工学部精密工学科卒業、同大学院修了。博士(工学)。京都大学総合博物館准教授を経て2012年 6月退職。同7月より経済産業省産業技術環境局産業技術政策課技術戦略担当課長補佐。2014年7月京都大学総合博物館准教授に復職。共著書に、『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』『科学技術Xの謎』『インクルーシブデザイン』など。日本科学未来館 “おや?“っこひろば 総合監修者。NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組制作委員。2025大阪・関西万博政府日本館基本構想・基本計画有識者。経済産業省産業構造審議会イノベーション小委員会委員。

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