CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio デザインの5回目では、株式会社 MIMIGURIの小田裕和と瀧知惠美が、「アブダクティブな発想を導くデザイナーの「癖」とは?」をテーマにディスカッションしました。
- アブダクションシリーズ第三弾の今回は、「デザイナーはなぜスケッチを描くのか」という問いから始めたい。
- ものの形を正確に描くレンダリングスケッチに対して、一見雑に描いているようにしか見えない「サムネイルスケッチ」。しかし、実はそれこそが、デザイナーのアブダクションに重要な役割を果たしているのではないだろうか。
- サムネイルスケッチは、決して無思考で行うのではない。「ここをこうしてみたら、どうなるんだろう?」と探りながら描くことが、新しい仮説の発見につながるのだ。そして、そのような発見は、描いて初めて可能になるものである。
- デザイナーが働く環境をのぞいてみると、「面」が印象的なことが多い。大きなホワイトボードでアイデアをスケッチしていたり、オンラインツールmiroに全体像を記録していたりと、「面を作る」ことが大切にされている。
- 情報の取得源や個人の癖によって、デザイナー1人1人に最適な「面の作り方」は様々。ぜひ、後述のイベントやTwitterにて、みなさんの工夫を教えてください。
- 【お知らせ】5月15日(土) 10:00-11:30には、デザインラジオにて3回にわたって取り上げてきた「アブダクション」をテーマに、CULTIBASE Lab会員限定イベントを開催します。ぜひご参加ください!