多様性時代の”学習環境”の創り方|CULTIBASE Radio|Organization Design #8

多様性時代の”学習環境”の創り方|CULTIBASE Radio|Organization Design #8

/約7分
Apple PodcastsSpotifyYouTube

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio 組織デザインの第8回目は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「多様性時代の”学習環境”の創り方」というテーマで語りました。

『多様性時代の”学習環境”の創り方』の概要

  • 今回の組織デザインラジオでは、ミナベがなぜ今の時代に組織デザインが必要だと思っているのか、という問いかけから始まった。この問いに対し、ミナベは事業多角化と、人材多様性の2つがキーワードになると語る。
  • 外部環境の変化が激しい昨今、1つのプロダクトだけで事業を伸ばそうとするのではなく、複数の事業を展開しながらユーザーに対して価値を提供していくのがトレンドになっている。複数の事業を編み合わせる中で企業体として価値を生み出すためには、価値に編み合わせられるような組織のデザインが不可欠だと指摘する。
  • また、ヒューマンキャピタルや人的資本への投資の重要性が叫ばれており、企業においても人材多様性を尊重した上でリスキリングやリカレント教育のニーズが高まっている。様々な人が集まる組織において、生涯学習やキャリア学習の支援をできる学習環境を提供するためには、組織デザインの活用が必要だとミナベは主張する。
  • しかし、事業多角化も人材多様性の担保も非常に難易度が高いテーマであり、どの会社も試行錯誤しながら向き合っていると語る。重要なこととして、事業多角化も人材多様性も、一つの企業の中で起きている出来事であり、もともと複雑な2つの問をジョイントさせながら組織企業体を作り上げる必要があるのが現代企業のテーマだと語る。
  • そのため、形式にとらわれたシンプルな組織のデザインだけではなく、2つの複雑な問を組み合わせ価値をつくりあげる現代流の組織デザインを提示していく必要があると語り、方法論と実践知をかけ合わせながらナレッジ化していきたいと語った。

CULTIBASE Radioは、SpotifyApple podcastYouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください!

『多様性時代の”学習環境”の創り方』の関連コンテンツ

組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには?

組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには?

事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論

事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論

Organization design Radioの一覧に戻る

SNSシェア

出演者

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。

X(Twitter)note

CULTIBASEについて

CULTIBASE(カルティベース)は、
人と組織の可能性を 見つめなおし、
これからの経営・マネジメントを探究するメディアです。

もっと知る

CULTIBASEをもっと楽しむために

無料の会員登録を行うことで、マネジメント、経営学、デザイン、ファシリテーションなど、組織づくりに関する1000本以上のオリジナルコンテンツと会員向け機能をご利用いただけます。

無料で会員登録する