CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの76回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「発展途上のマネージャーが経験する3つの学習段階」をテーマにディスカッションしました。
- 転職や昇進。新しい環境では、同じ仕事でも進め方が微妙に変わる。そのため、それまで意識すらしなかったようなことでつまづき「なんだかうまくいかないな」と悩むことになる。このような場合、すでに持っているスキル・知識を再構成し、より使いこなせるようになること、つまりアンラーニングが大切だ。
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- マネージャーの発達は「アンラーニング期→安定期→ラーニング期」というサイクルを描くとミナベは言う。このサイクルは1周するのに、早い人で1年、平均的には3年もの時間がかかる。
- アンラーニング期は、本人には暗闇のトンネルを走っているかのように感じられる。「なぜかうまくいかない」というモヤモヤを自身で抱えるのに加えて、周囲から同じようなフィードバックを受ける。この状態は、場合によれば1年以上も続くことになり、挑戦を諦めてしまうこともある。
- 勉強をしたりコーチングを受けたりしてもがいている間に成功体験を得ると、アンラーニング期を抜け、「理由はよくわからないけど成果が出る」という安定期に入る。ここで培った自信が心理的な余白になり、「なぜうまくいったのか」を言語化するラーニング期に移行する。
- 人は、このサイクルを繰り返して発達していく。そして、これは若手だけではなく熟達した人にも起きるサイクルだ。新しい環境への挑戦が「なぜかうまくいかない」アンラーニング期を伴うことを、周囲が理解していることが育成において重要なポイントとなる。