CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの72回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「ルービックキューブに学ぶ、楽しくスキルアップするコツ」をテーマにディスカッションしました。
- ここ最近、寝る前にルービックキューブを始めたミナベ。先日1時間かけて面を揃えることができたところだが、最近は考えなくてもできるようになってきている。しかし世界は遠く、競技人口の上位半分に入るには60秒以内、世界TOPに入るには6秒以内で揃えられるようになる必要がある。
- ルービックキューブに限らず、ミナベは「自分が未熟な領域に挑戦するのが好き」だと言う。初学者として「苦手だ」という表明が苦痛ではない上に、熟達していく過程が好きなのだ。
- 今は専門性の競争優位性の賞味期限が短くなってきている時代だ。1つのことを5、10年と続ける才能もあるが、ミナベのように70~80%の専門性を組み合わせられるのも大切だ。
- 「小さい頃のゲームでも、最初はガイドブックを読み込まなかった」と言うミナベ。ガイドブックを読んでしまうと“ 論理的な解き方”になってしまい、自身が楽しめなくなってしまうことを知っているのだ。また、暗記してからやってみる、よりも自分で試行錯誤してから覚えてみようとする方が、早く習得できるとも言う。
- 一方、「取り返しがつかないミスを回避するためにガイドブックを一読しておく」ことが多かったと言う安斎。「どうすれば、自分が安心して未知の領域に突き進めるか」の手法は人それぞれだが、自分に合った手法を知っておくことで、楽しく学習が進められるようになるのではないだろうか。