CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの68回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「2021年のHR領域の課題感とトレンド」をテーマにディスカッションしました。
- 安斎が昨年共著で出版した『問いのデザイン』が「日本の人事部 HRアワード2021」というアワードに入賞させていただいた。(最優秀賞を決める投票は9/17(金)まで行われております。こちらのリンクより、投票をぜひお願いいたします。)
- 人事部、HR系のご相談をいただくことが多いMIMIGURI。『問いのデザイン』以降、どのような点をHR担当者に興味をもっていただいたのだろうか?今回は、感染拡大以降のHR領域の課題変遷を探ってみたい。
- 分かりやすい傾向は、対話力・ファシリテーション力を上げる育成ニーズの増加だ。オンライン環境下でも相手の意見・ポテンシャルを引き出せるよう、『問いのデザイン』の考え方を社内にインストールしたいとご相談に来ていただくことも多い。
- 「ここ最近、HR領域はスペシャリストが増えてきた」と言うミナベ。Twitterでも、採用や新人育成など特定の領域に専門性を持ち、かつ発信活動を熱心にされている方をよく見かける。
- 1つ1つのHOW(施策)の精度が非常に上がっている一方、HOWを統括してどう戦略を組み立てるのか、という課題に焦点が当たり始めているのも事実だ。採用だけではなく、オンボードから数年先を見据えた育成まで、社員の採用から成長までのジャーニーの再設計を行いたい、というニーズが高まっているように思われる。
- 問いを階層的に捉えることが重要だ。「全体として解くべき人事課題は何か」というマクロな視点から「採用で解くべき課題は何か」などというミクロな視点まで、問いを一貫性をもって設計することが、今後ますます大切になってくるだろう。
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