CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioデザインの15回目では、株式会社MIMIGURIのDesign Strategist / Researcherである小田裕和と、同社のFacilitatorである渡邉貴大と、同社のConsultantである塙達晴が、「概念が先か、知覚が先か:『概念シフトのイノベーション』を振り返る」をテーマにディスカッションしました。(後編はコチラ)
- 6月25日(土)に開催した「『概念シフト』のイノベーション:ヒトとコトに通底する『変革』のメカニズムとは?」の振り返りをしつつ、デザインの観点から何が必要かを考える。
- イベントでは、人がものごとを扱う時には概念を元に知覚をしていること、また、概念をシフトさせることでイノベーションに繋がるインパクトを生み出す理論について扱った。
- ファシリテーターが立脚する社会構成主義的な考えでは、世界は言葉によって構成されると考えられている。それを言い換えてもし言葉は概念により成立しているとすれば、概念により世界が構築されているのではないか。
- また、概念を持たないと知覚ができないが、知覚をしないと概念をアップデートできないことにおもしろさがあると塙は言う。
- 現実に概念をシフトするにはどうする方法があるのか。1つは、概念を学習すること。もう1つは、知覚できていないことが96%程度あることを自覚することである。概念の学習をしつつ、概念と知覚のずれを見つめ知覚を促進することで、概念のシフトに繋がるのではないか。
- 次回は「知覚から概念シフトを起こすためにはどうすればいいのか」から扱っていく。
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