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生成AIに疲れた男|CULTIBASE Radio #48

生成AIに疲れた男|CULTIBASE Radio #48

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CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。株式会社MIMIGURIの共同代表、安斎勇樹とミナベトモミが、パーソナリティを務めます。今回のテーマは「生成AI」です。

「生成AIに疲れた男」の概要


本エピソードでは、AI技術の進化とその影響について話されました。AIの進化によってリサーチやアウトプットの質・量が向上していることが話題に上がりました。AIを活用してリサーチを重ねることで、情報収集のスピードが格段に上がった、AIのおかげで若い頃よりもアウトプットの質や量が向上していると述べ、二人とも、AIが生産性向上に大きく寄与していることを実感していました。

しかし、その一方で「AIを活用しすぎることで脳が疲弊する」という問題も指摘されました。リサーチを続けるうちに止まらなくなり、情報の波に飲み込まれてしまう感覚があるとのことです。ミナベは、デジタルデトックスを実践し、一定期間AIから距離を置くことで、脳の疲れが回復したと語りました。

AIの急速な進化によって「常に最新のツールを追わなければならない」というプレッシャーを感じることも話題に上がりました。ツールのアップデートが頻繁に行われるため、それをすぐに試そうとすると、試行錯誤の時間ばかりが増えてしまいます。そこで、ミナベは「AIの活用方法を1か月単位で見直し、焦って新しいものに飛びつかないようにしている」と語り、情報の波に流されない工夫が大切であることを強調しました。

最後に、「AIを使わないともったいない」という意識と、「使いすぎて疲弊する」ことのバランスが難しいという点に触れながら、適切な距離感を持つことの重要性が語られました。

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出演者

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学大学院 情報学環 客員研究員。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://lit.link/YukiAnzaiVoicy

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。

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