組織デザインの理論と実践[後編]|CCM総合実践講座

組織デザインの理論と実践[後編]|CCM総合実践講座

3月5日 火

12:00

事業の課題、組織の課題、職場の人間関係の課題・・・
組織内で日々発生する課題は多種多様です。また、これらを個別に解決しようとしても、課題のもぐらたたきのようになってしまい、本質的な解決に至らないまま、組織やチーム全体が疲弊してしまうことも少なくありません。

組織課題を解決するためには、まずはその課題を個々の部門だけの問題とするのではなく、異なる部門やヒトとの”関係性”のなかで起こるものだと捉える必要があります。こうした中で、CULTIBASEを運営する株式会社MIMIGURIでは、異なるセクション同士が対話を通じて整合性を取り、組織づくりを推進するための羅針盤「Creative Cultivation Model(通称:CCM)」を提唱しています。

▼CCMの簡単な解説は下記の動画をご視聴ください

▼詳しく知りたい方はこちらのアーカイブ動画をご視聴ください

ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』

「CCM総合実践講座」では、このCCMを組織づくりに活用する実践的なポイントを解説します。今回のテーマは、CCMの中心に位置する「組織デザイン」をテーマに扱います。

今回のメイン講師を務めるミナベトモミ(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)は、組織デザインは、社会的価値の創出を目指す「事業」と、ヒト同士の共同関係による価値の創出を目指す「組織」を高い水準で両立させるために必要であり、そのためには、「構造」と「文化」を結びつけるルーティンの構築が重要だと語ります。

隣接しながらも時に対立する「事業」と「組織」が相乗効果を生み出すための知見とは。あらゆる階級・役職の方にご視聴いただきたい内容を前後編でお届けします。ぜひご覧ください。

前編はこちら

「CCM総合実践講座」のバックナンバーはこちら

CCM総合実践講座(1):組織づくりの基本原則[前編]

CCM総合実践講座(2)|組織づくりの基本原則[後編]

出演者

安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。

ミナベトモミ(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO)

早稲田大学第一文学部 ロシア語ロシア文化専修卒。広告ディレクター&デザイナー、家電メーカーPM&GUIデザイナーを経て、デザインファーム株式会社DONGURIを創業。その後に株式会社ミミクリデザインと経営統合し、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOに就任。デザインキャリアを土台にしながら、組織/経営コンサルティング領域を専門とし、主にTech系メガ/ミドルベンチャーの構造設計・制度開発を手がける。特に人数規模500名超えのフェーズにおける、経営執行分離・マトリックス型の構造設計と、それらを駆動させるHR制度運用を用いた、経営アジリティを高める方法論が得意。

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