CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの120回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(1)夜神月をコーチングで救えるか?」というテーマでディスカッションしました。
『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(1)夜神月をコーチングで救えるか?』の概要
- 経営者がリーダーシップを求められるシーンは多い。今回は、身近な漫画の主人公を例にとり、経営者のリーダーシップにヒントを得るべくDEATH NOTEの主人公である夜神月に焦点を当てリーダーシップを考察した。
- ミナベは、成果を発揮する際には物の見方や器の要素と、スキル要素が関係するが、前者の世界をどう捉えているかが実はリーダーシップやマネージメント観に大きく影響を与えるのではないかと述べる。
- ミナベは、夜神月を世界を「正義と悪」の二項対立で捉えるカウンター・リーダーだと指摘する。経営者でも、社会に存在する巨大な負に対抗するという大義で巨大なサービスを作り上げていくなど、二項対立的に世界を捉えてリーダーシップを発揮するタイプの人はカウンター・リーダーだと言う。
- しかし、現代においては様々な事象は複雑な関係性の上で生じており、単純に二項対立で捉えられるわけではない。例えば「このプロダクトが世界を変える」と信じ込んで推し進めることは、ある種の強さに繋がる場合もある一方、視野狭窄に陥る可能性もあり、複雑な世の中に対しては弱い戦略だと語る。
- 成長期のベンチャー経営者は、フラットに物事を進めようとしてもうまくいかないこともある。また、メンタルが弱ってしまったり、超大型資金調達の重圧に苦しむことで一時的にカウンター思考に陥ることもあると安斎は語る。
- DEATH NOTEの登場人物で夜神月と対をなすのが天才探偵のエルだ。一見コミュニケーション不全のキャラクターのような印象を醸し出しているが、実は夜神月と異なりチームをつくり率いることに長けており、最終的にはエルのリーダーシップが強かったとミナベは指摘した。
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