探究の戦略:ビジネスパーソンのキャリアを拡げる新しい学び方

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約141分

9/22(水)に開催された公開セミナー「探究の戦略:ビジネスパーソンのキャリアを拡げる新しい学び方」のアーカイブ動画です。

資料

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チャプター

00:11 イントロダクション・チェックイン
10:09 講師自己紹介・講座の背景
20:34 なぜ探究が必要なのか?
28:53 探究の特徴とプロセス
48:05 Q&A(1)
55:20 問いを起点とした『分散と修繕』戦略
1:05:10 探究の戦略(1):アイデンティティ戦略
1:30:50 探究の戦略(2):ブランディング戦略
1:54:07 探究の戦略(3):分散投資戦略
2:08:42 今後のイベントのお知らせ
2:12:52 Q&A(2)

イベント概要

「人生100年時代」や「VUCAの時代」の到来が指摘される昨今、急速な環境の変化に対応するための戦略が、「個人」と「組織」の双方に強く求められています。一つの専門性を高め続けても、いつかその専門性自体が時代遅れになってしまうかもしれない。そのような新時代を迎えるにあたって、人や組織はどのような指針のもと、キャリアの方向性を定めればよいのでしょうか?

個人にしろ、組織にしろ、限られたリソースの中で進むべき方向を決める考え方として、20世紀を代表する経営学者、ピーター・ドラッガーによる「選択と集中」が長く主流として用いられてきました。目標を明確に定め、必要なタスクを洗い出し、計画的に処理していく「選択と集中」戦略は、キャリア形成や経営における理的な選択を行う上で、ひとつの”定番”として知られています。

しかしながら、不確実性が増加する現代においては、「選択と集中」は必ずしも有効な考え方とは言えなくなってきています。今後、外的環境の変化が激しくなることで、事前に目標や計画を立てたところで、思うように進まないケースが増えてくることが予想されます。個人と組織のどちらにおいても、今や一つの専門性や目標、計画に固執することは、時代の波に取り残されてしまうリスクと隣り合わせです。

これからの時代に必要な「不確実性に強いキャリア戦略」とは、どのようなものがあり得るのでしょうか。本セミナーでは、「選択と集中」に代わる新たなキャリア選択の考え方として、「分散と修繕」によるアプローチを提唱し、それらを基盤とした「探究の戦略」を解説します。既存の専門性を強化する「深化」と、新たなキャリアの足がかりとなる「探索」を両立する「探究」のプロセスをいかに日常に組み込むか。個人の可能性を深堀りと拡張を通じて、組織に新たな風を吹き込み、内部から変革の種を蒔いていくような、創造的なビジネスパーソンとして活躍するための道しるべとなる知見をお届けします。

質の良い探究は、キャリア上の強力な武器となると同時に、自身の好奇心を満たす最高の趣味にもなり得ます。「探究」の姿勢を学ぶことで、これからの日々をさらに豊かにするための足がかりが掴めるかもしれません。下記の項目に該当する方はもちろんのこと、どんな領域の方でも楽しんで学べる内容を予定しております。ぜひお気軽にご参加ください。

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出演者

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

X(Twitter)noteVoicyhttp://yukianzai.com/

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