ミーティング・マネジメントの作法:問いかけ、立て直し、語りかける

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約94分

5/14(土)に開催された『ミーティング・マネジメントの作法:問いかけ、立て直し、語りかける』のアーカイブ動画です。チームの創造性を高める「フィードバック」や「ストーリーテリング」など、”問いかけ”に続く新たな作法について、初公開の内容をお届けしました。

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チャプター

00:11 イントロダクション
06:44 チェックイン:あなたのマネジメントの“芸風”は?
13:14 20世紀のマネジメントの定義の変遷
18:25 マネジメントにおける「人の成長支援」の勘所
33:15 ミーティング・マネジメントの全体像
43:08 「フィードバック -立て直しの作法」とは何か?
56:55 「ストーリーテリング-語りかけの作法」とは何か?
1:11:27 3つの作法(問いかけ・立て直し・語りかけ)の関係性
1:15:43 目標を起点に成長を促進する「モニタリング」のポイント
1:30:19 クロージング・今後のイベントについて

今週のポイント

「マネジメントとは、人とチームの成長を通じて、事業価値を最大化すること。そのために、システムとカルチャーで循環を作ること」だとする先日のイベント

CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える

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でのマネジメントの定義を踏まえ、本イベントでは、日々のミーティングを通じたミドルマネジメントの作法の全体像を整理していく。
・人間の深い学びは、内的動機と外的価値の葛藤を乗り越え、両立できたときに起こる。そのため、部下の成長を支援する際には、そのバランスを注意深く探る必要がある。具体的には、期初の目標設定では、事業目標だけでなく部下自身が今後どう成長したいのか(成長目標)まですり合わせることなどが効果的だと安斎は語る。
・そうした中で、日々のミーティングで効果を発揮する3つの作法を安斎は提唱する。
(1)フィードバック-立て直しの作法
(2)ストーリーテリング-語りかけの作法
(3)ファシリテーション-問いかけの作法

・フィードバックでは、改善点を伝えて成長を立て直すだけでなく、成功要因を整理して伝えることで、部下の成長を加速できる。また、ストーリーテリングは、伝えたいメッセージを自分主語の「物語」として語ることで、周囲の感情的な腹落ちや、視点の転換を促す。特に、組織や事業に変化が起きている場合やメンバーが閉塞感を感じているときに有効だ。
・フィードバックとストーリーテリングだけでは、トップダウン型のマネジメントに偏重し、「人とチームの成長」に繋がらない。そのため、期初に設定した目標を推進しながらも、部下の「こだわり」を育て「とらわれ」を問い直す「問いかけの作法」を忘れてはならない。そうして初めて、個性と多様性を尊重した”活き活きとした”目標の達成が可能になる。
・マネージャーは、下図における自分の得意領域を武器として育てつつ、苦手な領域を補完・組み合わせることが重要だ。そうした取り組みが、回りまわって人の成長に繋がる。

動画

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出演者

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

X(Twitter)noteVoicyhttp://yukianzai.com/

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