対話の前提となる「配慮」はなぜ難しいのか|CULTIBASE Radio #39

対話の前提となる「配慮」はなぜ難しいのか|CULTIBASE Radio #39

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今回のテーマは、「対話」。

CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。
パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。

「対話の前提となる『配慮』はなぜ難しいのか」の概要

MIMIGURIの探求ポリシーの一つ「配慮に溢れた対話的なコミュニティを作る」というテーマについて話されました。配慮を大切にする必要がある一方で、配慮しすぎると関係が希薄になったりコンプライアンスなど配慮しすぎると何も話せなくなるという課題が挙げられました。

相手がどのようなことで傷つくかを想像するには限界があるため、誤解や衝突が起きた際には、すぐに反省・謝罪し、引きずりすぎないことが重要だと話されました。子どもが喧嘩後すぐに「ごめんね」「ありがとう」と仲直りすることを例に挙げ、子どもは楽しく遊ぶ時間が優先しているためぎすぎすしている関係を良くしようと、すぐに謝れるのではといいます。

そのように、良好な関係を維持するには共通のゴールが欠かせないのではと話されました。共通の目的や楽しみを共有することで、エラーが生じても関係修復が容易になります。逆に、目的意識が失われると、対話が「わからせ合戦」や責め合いになる危険性があります。

こうなると対話そのものにエネルギーを消費してしまうため、必要以上に対話を重ねるのではなく、日常的に「ありがとう」「ごめんね」で解決できる問題は素早く解消するのが良いのではとまとめられました。

番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。

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