CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの20回目では、前回に引き続き株式会社MIMIGURIの渡邉貴大が、同社の猫田耳子、栄前田勝太郎とともに、「専門性に溶け込むファシリテーションのエッセンスとは?」をテーマにディスカッションしました。
- 前回のファシリテーションラジオの19回目では、専門性とファシリテーションの両者があるからこそ、相互に活かし合うことができるという内容を扱った。また、学習者と越境者が重要であるという話をした。
- ファシリテーターは「あり方」や「ふるまい」である。会議の司会進行役を「ファシリテーター」だと考える意見があるが、実は熟達したファシリテーターは、場をつくり、そこにいるだけでファシリテーターだと考える。また、ファシリテーターは何かを教える存在ではなく、一歩先を行く学習者であり、みんなで一緒に学ぶ存在である。
- クライアントワークは、クライアントの課題をヒアリングし、それに合わせてファシリテーターが計画と回答を出す仕事だと思われる傾向にある。しかし、ファシリテーターが答えを持っているわけではなく、計画も変わりうるものであることをクライアントに明確に伝えておく必要がある。アウトプットをクライアントとファシリテーターが一緒になって創りあげていくことが重要である。
- プロセスをデザインするというとても地味で見えづらい行為をファシリテーションと呼んでいる。効率性やゴール達成だけを重視すると、ファシリテーションは必須ではない可能性もある。しかし、最終的な成果やゴールにたどり着くまでに、1人1人の想いが体現されていて、納得感のある状況を一緒に創る存在がファシリテーターである。
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