【こんな方にオススメ】
- 人事施策を組織成果に活かしたいと考えている人事担当者
- 職場の「関係性」がもたらす可能性について学びたい方
- 人的資本とソーシャルキャピタルの関係性を理解し、実務に活かしたい方
人事施策が期待通りの成果を生まないとき、それは果たして施策そのものの問題なのでしょうか。なぜ、同じ施策でも成果が安定せず、うまくいくときといかないときがあるのでしょうか──。
人事施策の効果は、必ずしも施策そのものだけで決定づけられるわけではありません。職場の風土や雰囲気、関係性などの数多くの「目に見えない」複合的な要因に影響され、同じ施策でも成果に大きなばらつきが生じるとされています。
本番組『人事のためのソーシャルキャピタル入門』では、東京都立大学大学院経営学研究科・西村孝史准教授をゲストにお迎えし、西村先生の新著『職場のソーシャルキャピタル』をもとに、組織内の関係性から得られる資源、すなわちソーシャルキャピタルについて学べる内容をお届けします。
後編となる今回は、人材マネジメントの施策と組織のソーシャルキャピタル(社会関係資本)の関係性にまつわる知見に迫ります。能力開発や人事異動といったものが組織の関係性に与える影響や、職場のソーシャルキャピタルを高める方法などについて専門的見地から解説します。
▼前編はこちら
人的資本を成果に活かす:人事施策のブラックボックス研究に学ぶ最新知見
【チャプター】
00:11 ソーシャルキャピタル(社会関係資本)とは何か?:組織力の要素のひとつ
07:19 人事施策がソーシャルキャピタルに与える影響を探る
11:56 成果主義や能力開発はソーシャルキャピタルを高める?
19:37 人事異動とソーシャルキャピタル
30:40 職場のソーシャルキャピタルを高める方法:雑談と感謝
34:46 まとめ:人材マネジメントとソーシャルキャピタルの関係を捉える
38:48 クロージング