人的資本を成果に活かす:人事施策のブラックボックス研究に学ぶ最新知見

/

約52分

【こんな方にオススメ】

  • 人事施策を組織成果に活かしたいと考えている人事担当者
  • 職場の「関係性」がもたらす可能性について学びたい方
  • 人的資本とソーシャルキャピタルの関係性を理解し、実務に活かしたい方

人事施策が期待通りの成果を生まないとき、それは果たして施策そのものの問題なのでしょうか。なぜ、同じ施策でも成果が安定せず、うまくいくときといかないときがあるのでしょうか──。

人事施策の効果は、必ずしも施策そのものだけで決定づけられるわけではありません。職場の風土や雰囲気、関係性などの数多くの「目に見えない」複合的な要因に影響され、同じ施策でも成果に大きなばらつきが生じるとされています。

本番組『人事のためのソーシャルキャピタル入門』では、東京都立大学大学院経営学研究科・西村孝史准教授をゲストにお迎えし、西村先生の新著『職場のソーシャルキャピタル』をもとに、組織内の関係性から得られる資源、すなわちソーシャルキャピタルについて学べる内容をお届けします。

前半となる今回は、人事施策の成果を左右する要因を、人的資本と組織の関係性の観点から紐解き、具体的な事例や研究成果を交えながら、組織の可能性を引き出す実践的な知見を共有します。ぜひご覧ください!

※後半は12/25公開予定

【チャプター】

00:11 新番組「人事のためのソーシャルキャピタル入門」とは?
04:06 組織における「成果」の定義の変化
07:45 人材マネジメントの見取り図
12:41 抽象度レベル別に見る6つの人事施策
14:00 SHRM(戦略的人材マネジメント)の考え方とポイント
17:06 ブラックボックス化する人材マネジメント
25:14 人材マネジメント施策を“かたまり”や“関係性”として捉える
31:35 従来のSHRMの限界と今後の可能性
33:58 人事施策の成果は誰から/いつ導入されるかによって変化する?
38:13 人的資本が影響を受ける「組織の目に見えない力学」を捉える
47:24 人的資本経営でいう「人的資本」とはどこを指すのか?

SNSシェア

この動画が含まれている番組

出演者

東京都立大学大学院 経営学研究科 准教授
株式会社日立製作所にて人事業務に従事後,2005年に同社を退職し大学院に進学。2008年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(商学,一橋大学)。 徳島大学,東京理科大学勤務を経て2013年より現大学に勤務。2021年4月から2022年3月の間,Henley Business School, University of Readingにvisiting scholarとして滞在。専門は人的資源管理論。主な著作として,西村孝史・島貫智行・西岡由美(編著)(2022)『1からの人的資源管理』碩学舎などがある。

株式会社MIMIGURI リサーチャー/ファシリテーター

立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了。立教大学大学院経営学研究科博士後期課程在籍。人と組織の学習・変容に興味を持ち、組織開発が集団の創造性発揮をもたらすプロセスについて研究を行っている。共著に『M&A後の組織・職場づくり入門:「人と組織」にフォーカスした企業合併をいかに進めるか』がある。

CULTIBASEについて

CULTIBASE(カルティベース)は、
人と組織の可能性を 見つめなおし、
これからの経営・マネジメントを探究するメディアです。

もっと知る

CULTIBASEをもっと楽しむために

無料の会員登録を行うことで、マネジメント、経営学、デザイン、ファシリテーションなど、組織づくりに関する1000本以上のオリジナルコンテンツと会員向け機能をご利用いただけます。

無料で会員登録する