CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの101回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「WHYなき“タスク指令マネジメント“をいかに抜け出すか?」をテーマにディスカッションしました。
- マネージャーが目標達成のために業務管理をするにあたって、メンバーにタスクを渡すだけで、タスクの先にあるWHYが全く伝えられないケースがよくあると言う。
- このタスクがなぜ必要なのか、チームの何に役立っているのかが見えないと不信感に繋がりやすい。その結果、マネージャーから見ても、「うちのメンバーは受け身で主体性がない」という見え方になってしまう。
- マネージャーがWHYを語ることと、HOWをどこまで規定して渡すかの調整をすることで解決できるのではないかと安斎は問う。ミナベはそれらに加えて、その状態に至るまでのプロセスが見えないのではないかと指摘する。
- その状態に至るためには、時間軸のコントロールが重要であり、3つのポイントがあるとミナベは言う。
- 1つ目のポイントは、3ヶ月くらいの短期間でインパクトを出すことを想定しつつ、マネージャーが「チーム全体でコミットする短期的な目標を明確にする」こと、「メンバーの役割を明確にする」こと、そしてその後に「メンバー同士の協力関係をつくっていく」ことにあると言う。
- コミュニケーションの時間の割き方として、個々人のタスクを管理する”締め切りチェッカー”になるのではなく、チームビルディングや、チームの目標と各自のタスクの”紐づきチェッカー”として関わり、チームとして協働して目標に向かう状態に調整し続けるのだ。
- 3つのポイントのうち、今回は1つ目だけ扱った。次回以降で、残りの2つのポイントを扱っていく。
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