新たな事業が生まれ続ける組織のつくり方

【こんな方におすすめ】

  • 新規事業の立ち上げや運営に携わる方
  • 新規事業を生み出す仕組みや組織づくりに関心のある、経営・マネジメント層、企画系部門や人事部門の方

どれほど斬新なアイデアが思いついたとしても、組織の中でそれが正しく承認・評価されることがなければ、実ることは決してありません。

2024年5月17日に発売された小田裕和による書籍『アイデアが実り続ける「場」のデザイン』では、こうした問題を「組織の構造」の観点から捉え、「組織の中でアイデアが育ち、実るような”土壌”をいかに耕していくか?」というテーマで論じています。

今回は、発売を記念して6/17に開催されたイベント「新たな事業が生まれ続ける組織のつくり方」のアーカイブ動画をお届けします。

小田がモデレーターを務め、数々の事業を立ち上げてきた新規事業家の守屋実氏と、介護現場の最大課題である「排泄」に挑むケアテックカンパニーである株式会社aba 代表取締役CEO宇井吉美氏をゲストに迎え、’’大企業における新規事業を促進する環境づくり’’や、’’社会を変える想いと事業を両立する環境づくり’’など、多層的な視点で『新たな事業が生まれ続ける組織のつくり方』を掘り下げていきます。

[チャプター]

00:11 オープニング(主催者&登壇者紹介・本日のテーマについて)
19:16 [対談1]宇井さんの自己紹介とともに考えたい6つの問い
25:35 [対談1]人々を巻き込む上で、宇井さんが大切にしていることは何か?
35:27 [対談1]「なんとかしたい」という熱量はどこからやってくるのか?
51:45 [対談1]多様なステークホルダーがいる中で、大切にしていることは?
01:06:25 [対談2]守屋さんの自己紹介とともに考えたい6つの問い
01:14:33 [対談2]大企業における新規事業活動をどう評価するか?
01:27:53 [対談2]実りの続く企業は、どんな問いや学びを積み重ねているか?
01:38:44 [対談2]熱量や思いが企業の中で発露するために何ができるか?
01:49:25 クロージング(各種ご案内)

[今後の配信スケジュール]

※以下敬称略

第1回
「やればやるほど疲弊していく」──新規事業の「土」を汚染するもの
ゲスト:守屋実(新規事業家)

特別回|イベントアーカイブ

新たな事業が生まれ続ける組織のつくり方

ゲスト:宇井吉美(株式会社aba 代表取締役CEO)、守屋実(新規事業家)

第2回
「失敗が組織の土壌を豊かにする」──新規事業を育む「発酵」
ゲスト:ドミニク・チェン(早稲田大学文学学術院教授)

第3回
新たな事実は、推し合う文化から生まれる?──新規事業を「評価する側」のアップデート
ゲスト:安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO)

第4回
イノベーションを”連打”するために必要なのは?──新規事業と「学習する組織」
ゲスト:名和高司(京都先端科学大学大学院教授/一橋大学ビジネススクール客員教授)

特別回|イベントアーカイブ(9/2公開)
組織のアイデアを枯らす負のスパイラルとは?

第5回(9/3公開)
アイデアが「やってくる」ためには?──「中動態」と「ソース原理」から考える
ゲスト:山田裕嗣(株式会社令三社 代表取締役)

第6回(9/17公開)
「ある」があふれる世の中で、新しい価値をつくる──新規事業と「価値の格」
ゲスト:徳谷柿次郎(株式会社Huuuu代表取締役)

第7回(9/23公開)
「課題に恋をして、意志を持った愛に変えていく」──新規事業に不可欠な”課題のストーリー”
ゲスト:佐渡島庸平(株式会社コルク代表取締役社長)

第8回(10/1公開)
「助けて」に自分を開く──アイデアが生まれる「場」
ゲスト:横石崇(&Co. 代表取締役/プロジェクト・プロデューサー)

[書籍の詳細・ご購入はこちら]
アイデアが実り続ける「場」のデザイン 新規事業が生まれる組織をつくる6つのアプローチ
https://www.amazon.co.jp/dp/479818375X

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出演者

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。

新規事業家。ミスミを経てラクスルなどの創業に参画。博報堂、JAXAなどのフェロー、東京医科歯科大学客員教授、内閣府有識者委員を歴任。2018年2ヶ月連続上場。著者に『新規事業を必ず生み出す経営』、『企業は意志が10割』などがある。

2011年、千葉工業大学工学部未来ロボティクス学科在学中に株式会社abaを設立。中学時代に祖母がうつ病を発症し、介護者となった経験を元に「介護する人の負担を減らしたい」という思いから、介護者を支えるためのロボット開発の道に進む。学生時代、実習先だった特別養護老人ホームにて「おむつを開けずに中が見たい」という介護現場の願いに出会い、においで検知する排泄センサー「Helppad(ヘルプパッド)」を開発・製品化。おむつ交換タイミングの最適化や排泄情報の蓄積・解析・活用によって介護する人・される人双方の負担軽減を目指している。

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