心理的安全なチームをつくるための個と組織のアプローチ

2021年1月30日(土)に開催した公開研究会「心理的安全なチームをつくるための個と組織のアプローチ」のアーカイブ動画です。

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VUCA時代ともよばれる不確実で正解のない昨今、チームのコラボレーションスキルを高め、チームの学習を促す「心理的安全性」というキーワードが注目を浴びています。

「心理的安全なチームをつくるにはどうすればよいのか」ーーこれは多くのマネージャー・人事・事業リーダーの方々にとって気になるテーマではないでしょうか。

2020年に出版された書籍『心理的安全性のつくりかた』では、そのひとつのキーワードとして、個人が「心理的柔軟なリーダーシップをとること」が掲げられていますが、単に個人によるアプローチだけでは不十分です。真に「心理的安全なチーム」をつくるには、「個のリーダーシップ開発」と「リーダーシップが発揮できる組織づくり」を両輪で進めていくことが欠かせません

しかし、そのような状態を実現していくには個と組織がそれぞれどのようなアプローチをとればよいのでしょうか。また、個人として始められる最初の一歩とは、一体どのようなものなのでしょうか。本研究会では、立教大学でリーダーシップ教育・リーダーシップ開発を手掛ける舘野 泰一さん(立教大学経営学部 准教授)と、『心理的安全性のつくりかた』著者の石井遼介さん(株式会社ZENTech 取締役)をゲストにお招きし、こうした問いに迫っていきます。

「心理的安全性」というキーワードが気になっている方、普段チームづくりや組織づくりに奔走されているマネージャー・経営企画・人事の方、チームの業績をアップさせたいと考えている事業担当者の方、いまのチームをより効果的にしたいと考えていらっしゃる方におすすめの動画です。どうぞご覧ください。

■チャプター

00:12 イントロダクション
08:49 心理的安全な組織をつくるためのリーダーシップ開発(石井さん)
43:38 シェアドリーダーシップが発揮できる組織づくりとリーダーシップ開発(舘野さん)
1:13:13 パネルディスカッション:個人のリーダーシップ開発と心理的安全なチーム・組織をつくることの間にあるものは?

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出演者

株式会社MIMIGURI リサーチャー/ファシリテーター

立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了。立教大学大学院経営学研究科博士後期課程在籍。人と組織の学習・変容に興味を持ち、組織開発が集団の創造性発揮をもたらすプロセスについて研究を行っている。共著に『M&A後の組織・職場づくり入門:「人と組織」にフォーカスした企業合併をいかに進めるか』がある。

株式会社ZEN Tech取締役

立教大学経営学部 准教授/株式会社MIMIGURIリサーチャー

1983年生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学後、東京大学大学総合教育研究センター特任研究員、立教大学経営学部助教を経て、現職。博士(学際情報学)。専門はリーダーシップ教育。近著に『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』『これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで(共著)』(日本能率協会マネジメントセンター)など。

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