CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの31回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「企業理念はどのような構造で表現すべきか?」をテーマにディスカッションしました。
※今回は、先日YouTube LIVEにて公開収録したものを、トピックごとに編集してお届けします。
- ひと口に「企業理念」と言っても、その順番や内容、表現形式は企業によって様々。そんなこともあってか、いざ理念を作らなければいけない段階になると「そもそも、ミッション・ビジョン・バリューって何だっけ?」となる。
- 実は、企業理念については先行研究がたくさんある。例えば、階層構造の観点では、①一層(理念一言で終わり)パターン、②二層(価値観+行動指針)、③三層(理念+社是+行動指針)などがあるとされている。
- 一方で、「なんのために企業理念を作るのか」という点についてはバリエーションはほとんどない。対社内・対社外という2つの観点があり、各企業の状態に合わせてそれぞれの目的を設定する。
- 企業理念づくりは、「みんながやっているからやる」というものではない。自分の組織の現状と未来を見極め、「たくさんの言語化すべきもののうち、なにをいつ言語化するか」ということこそが考えられるべきなのだ。