ポップに学ぶ、オーセンティック・リーダーシップの重要性|CULTIBASE Radio|Management #85

ポップに学ぶ、オーセンティック・リーダーシップの重要性|CULTIBASE Radio|Management #85

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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの85回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「ポップに学ぶ、オーセンティック・リーダーシップの重要性」をテーマにディスカッションしました。

  • 「オーセンティック・リーダーシップ」とは、自分らしさを大切にして、ありのままをさらけ出すことで、リーダーシップを発揮していくことである。
  • 昔のリーダーシップの場合、経営者やリーダーが“神”としてみなされ「〇〇するべき」といった思考になり、鎧を身に着けてメンバーを強く牽引しなければいけないという風潮があった。しかし、「オーセンティック・リーダーシップ」では、マネージャーやリーダー自身が鎧を脱ぎ自分らしくいることで、結果的に誰もがリーダーシップを発揮できることができるようになる。
  • 「オーセンティック・リーダーシップ」のコツは、自分の弱さをメンバーに見せることを恐れず、それを共有することにある。鎧を着ている場合と比較して、鎧を脱いだ場合にはチームがエンパワーメントされ、結果的にリーダーとメンバーが相互に向き合えるようになる。
  • しかし、最初から「オーセンティック・リーダーシップ」を発揮「しなければいけない」わけではなく、葛藤して出来ないなら「葛藤して出来ない自分」をも開示するのが重要である。
  • リーダーは「強くあるべき」でも、「自己開示するべき」でもない。「べき論」になると、自己開示も“パフォーマンス”化してしまうからだ。健全な今の状況を、ありのまま素直にシェアすることが重要である。

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出演者

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

X(Twitter)noteVoicyhttp://yukianzai.com/

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。

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