CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの30回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のFacilitator / Project Managerである小田桐翔大が、「活動からプロセスへ。学習を促すファシリテーターのキャリア形成」をテーマにディスカッションしました。(後編はコチラ)
- 今回は、MIMIGURIのファシリテーションドメインに所属する小田桐をゲストに迎え、小田桐のファシリーテーション観に迫っていく。
- プロジェクトマネージャーとして、様々な組織や事業、ワークショップのファシリテーションをしている小田桐。経営している会社では、オリンピックに行くようなスポーツ選手の1on1やコーチング、チームビルディングを主とした集団へのファシリテーションも行う。
- 大学時代から、スポーツ選手のサポートをする仕事をしたいと考えており、自身もプレイヤーをしながら、大学で学びを深めた。大学卒業後は旅行会社に就職。その後、東北大震災を契機に人生を考え直し、本当にやりたいことをやろうと「アスリートの支援」の道に踏み込み、独立した。
- 最初はコーチングのスキルを使って、アスリートを支援しようとした。選手個人の支援をする中で、チームの悩みが出てくることに気づく。選手個人にもチームにもよい影響を生むべく、ファシリテーションを学び、チームの支援を始めた。
- 当時は、チームにアプローチする手法としてProject Based Learningを学び、その手法を駆動させるためのファシリテーションと出会った。ワークショップのファシリテーションといった、“点”としてのファシリテーションを行っていた。
- 現在は、長期のプロジェクトの中で、関係者が共創していくプロセス自体をファシリテーションしている。それらのプロジェクト・ファシリテーションは、”線”としてのファシリテーションと言える。
- 昔は、人と人の点としての活動自体が重要だと思っていた。しかし、今は、活動を線として捉え、活動を通して何を目指したいかを共に考えながら、関係性の醸成をし、学習しあうプロセスをファシリテーションしていると捉えることが重要だと、小田桐は語る。
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