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チームメンバーの「覚醒」を支援する人材育成の勘所とは|CULTIBASE Radio|Management #56

2021.05.24 / 27:30

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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの56回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「チームメンバーの「覚醒」を支援する人材育成の勘所とは」をテーマにディスカッションしました。  

  • 「人材が覚醒するとはどういうことか」ということについて話した前回。それは、スキル面においては習得している技術や知識が結びついたり使うべきタイミングを理解したりすること、マインドセット面においては不確実な状況を乗り越えることによる自信が生まれることであった。そして今回のトピックは、それでは「覚醒」はどのように起こせるのだろうか、ということである。
  • 40歳前後の方で「最近の若者は育たない…」と悩んでいるマネージャーは多い。そういう方は、後者の過酷な状況を生き延びた成功体験を持っていることがよくあるのだが、実はその覚醒方法は効率が悪いだけではなく、9割が潰れてしまう育て方。マネジメントは「過酷な状況にぶっこむか/ぶっこまないか」だけではないのだ。
  • とはいえ、「この人にはストレッチをかけてもいいかも」「この人は今挑戦させすぎると折れちゃうかも」という判断は必要。マネージャーは、具体的にどうすればいいのだろうか?
  • 大切なポイントは2つだ。まず第一に、過酷な状況の先にしっかりと「宝」、つまり成長の源泉になるいい経験があるように設計しておくこと。もう1つは知識のインプットだけではなく、さまざまな繋がりが生まれるような「機会提供」をすることだ。「この人はこれまでにどれくらいの非連続を繋げたことがあるのか」ということを考えながら、事前の設計、過程のサポートをすることが重要となる。
  • 例を挙げて考えてみる。マーケティングでリード数(お問い合わせ数)を増やす担当の人がいるとする。売上向上の観点では、実はリード獲得においては「量」だけではなく、その次のスセールス担当者にとって、いかに営業に繋げやすいリードかという「質」も重要なのだが、それに気づくことは難しい。
  • このような状況では、例えば営業担当者と「質の良いリードとは何か」ということについて対話と議論をさせてみると、結果的に発揮する技量は同じでも「良さ」の基準が変化し、見ているものが変わってくることになるだろう。これが、「覚醒」である。
  • このような「覚醒」を大量にかつ同時多発的に引き起こすのが、実は「アジャイル」だ。各個人が閉じたまま1つのHOWを研ぎ澄ましていくシングルループではなく、実践の経験を持ち寄ってWHY(≒「良さ」の基準)をみんなでブラッシュアップしていくダブルループ学習が生まれることがそれぞれの「覚醒」につながる。

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