Cultibase
How to Enjoy?
「デザインマネジメント」と言われたらどう説明する?|CULTIBASE Radio|Design #1

「デザインマネジメント」と言われたらどう説明する?|CULTIBASE Radio|Design #1

/約12分
Apple PodcastsSpotifyYouTube

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio デザインの1回目では、株式会社MIMIGURIの小田裕和と瀧 知惠美が、「「デザインマネジメント」と言われたらどう説明する?」をテーマにディスカッションしました。

  • 記念すべき初回のキーワードは「デザインマネジメント」。人によって定義が違うこの言葉を、どのように理解すればいいのだろうか?
  • 瀧によると、「デザインマネジメント」には3つの文脈があるという。
  • 1つ目は、デザイナーがデザインを実践する方法としての文脈。2つ目は、デザイナーがチームでデザインを進めるときのプロセスマネジメントの文脈。3つ目は組織課題に対してデザインをどう活用していくかという文脈である。
  • デザインのプロセスが複雑化していくにつれ、このように「個人」レイヤーから「組織」レイヤーに、デザインの観点が広がってきた。
  • 「センス」とはなんだろうか?小田はセンスとは「ある/ない」ではなく、みんなが持っている“感覚”のことであり、問題はそれを信じられるかどうかにあるのではないだろうか?と言う。
  • デザイナーは「人がどのように感じるのか」を扱ってきた“感覚”の専門家だと言える。どうしても“ロジック”優位になってしまうマネジメントにおいて、その「感覚を信じる力」を社内でどれだけ広げれられるかということもデザインマネジメントだと捉えられるのではないか。
Design Radioの一覧に戻る

学びをシェアする

出演者

多摩美術大学情報デザイン学科卒業。東京藝術大学デザイン科修士課程修了。多摩美術大学非常勤講師。 新卒でヤフー株式会社に入社し、UXデザインの実践と社内普及活動を行う。事業づくりだけでなく組織づくりに課題を感じてからは、チームづくりのためのふり返りの対話の場づくりの実践および研究を行う。2020年よりMIMIGURIに参画し、自社サービスCULTIBASE立ち上げ時のサービスデザイン、コンサルティング事業で新規事業開発プロジェクトを中心に担当。現在は、MIMIGURIのナレッジマネジメント、知識創造の仕組みや文化づくりを推進しながら、リフレクションやナレッジマネジメント領域の研究に従事。広義のデザインの実践と研究を一体のものとして体現することを大事にして活動している。

株式会社MIMIGURI デザインストラテジスト/リサーチャー

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。

CULTIBASEについて

CULTIBASE(カルティベース)は、
人と組織の可能性を 見つめなおし、
これからの経営・マネジメントを探究するメディアです。

もっと知る

CULTIBASEをもっと楽しむために

無料の会員登録を行うことで、マネジメント、経営学、デザイン、ファシリテーションなど、組織づくりに関する1000本以上のオリジナルコンテンツと会員向け機能をご利用いただけます。

無料で会員登録する