CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio デザインの1回目では、株式会社MIMIGURIの小田裕和と瀧 知惠美が、「「デザインマネジメント」と言われたらどう説明する?」をテーマにディスカッションしました。
- 記念すべき初回のキーワードは「デザインマネジメント」。人によって定義が違うこの言葉を、どのように理解すればいいのだろうか?
- 瀧によると、「デザインマネジメント」には3つの文脈があるという。
- 1つ目は、デザイナーがデザインを実践する方法としての文脈。2つ目は、デザイナーがチームでデザインを進めるときのプロセスマネジメントの文脈。3つ目は組織課題に対してデザインをどう活用していくかという文脈である。
- デザインのプロセスが複雑化していくにつれ、このように「個人」レイヤーから「組織」レイヤーに、デザインの観点が広がってきた。
- 「センス」とはなんだろうか?小田はセンスとは「ある/ない」ではなく、みんなが持っている“感覚”のことであり、問題はそれを信じられるかどうかにあるのではないだろうか?と言う。
- デザイナーは「人がどのように感じるのか」を扱ってきた“感覚”の専門家だと言える。どうしても“ロジック”優位になってしまうマネジメントにおいて、その「感覚を信じる力」を社内でどれだけ広げれられるかということもデザインマネジメントだと捉えられるのではないか。