CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの32回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「対話が先か、対話が後か、それが問題だ」をテーマにディスカッションしました。
- 新しくプロジェクトを始めるとき、「対話を優先すべきか、それとも、とにかく走り出すことを優先すべきか」と迷ったことはないだろうか?
- 「もしメンバーが全員やる気に満ちあふれているのであれば、対話はむしろ水を差すことになりかねないが、「なんとなく巻き込まれた」という温度感の人が1、2人いるのであれば、少しだけでも対話をした方がいいのではないか」と安斎は言う。
- とはいえ、多様なメンバーが集まったりすると「先に走り出したい」人と「先に対話したい」人がどちらもチームにいるケースが発生するようになる。この対立を激化させないためには、どのような折り合いのつけ方があるのだろうか?
- この問題を解決できる1つの手法が「入れ子構造にすること」だ。ワーク設計を工夫すれば、先に動き出しつつもそのプロセスで対話せざるを得ないような状況を作り出すことができる。
- 「アクションを進める or 対話をする」という二元論ではなく、アクションの中に対話せざるを得ない状況を入れ込んでおくということ。これが、新チームの走り始めには重要である。