商品開発、人材育成、組織開発、地域活性など、あらゆる分野において複雑な問題の本質を捉え、創造的な課題解決に導く技術として有用な方法論である問いのデザイン。書籍『問いのデザイン』の著者である安斎によると、問いのデザインの背後にあるテーマおよび問いのデザインが解決するものは「固定観念」であると言います。
「固定観念を乗り越え、枠を超える人や組織を育てること」というテーマにおいては、「越境学習」や「タレントマネジメント」といった研究領域にも通ずるものがあります。
そこで、問いのデザインを探究する上での手がかりを得るべく、2020年7月に『日本企業のタレントマネジメント』を出版された石山恒貴さん(法政大学大学院教授)に「越境学習」と「タレントマネジメント」の概要について紹介していただきました。
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枠を超える人と組織をいかに育てるか?
- 越境とは境界を超え、ホームとアウェイを往還すること
- 越境的学習は「混乱するジレンマ」を引き起こすことができる
- 毎日生活文脈を共有する者同士での会話をしていると「わかったつもり」になる
- 越境的学習は「わかったつもり」からいかに脱するかがポイント
- 「タレント」について考えるにあたり、「客観アプローチ」と「主観アプローチ」が存在する
- 「タレントマネジメント」を自社に導入する際には、どの立場に立つのかを考えることが必要
上記の動画は、2020年11月にCULTIBASE Labの会員向けに開催された問いのデザインゼミを一部抜粋したものです。本イベントのフルでのアーカイブ動画は、CULTIBASE Lab限定で配信しています。
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本イベントの詳細なレポートは以下よりご覧いただけます。
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