CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの24回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「ミナベ・安斎の効果的な読書術」をテーマにディスカッションしました。
- 速読家・ミナベは「効率的に情報収集をする読み方」と「味わう読み方」の2つの読み方を使い分けているという。
- いつもやっている速読の流れはこうだ。①まず、サンプルをダウンロードして目次を読む。それを元に読む順番を決める。②そして、1冊10分で速読。このとき、言葉のニュアンスや意味が「わからない」と感じるとき(=思考が発生するとき)以外は飛ばしていく。③思考が発生した単語をデジタルにメモしておき、速読したあとに思考をまとめてメモする。
- 速読のコツは2つ。1つは、同じジャンルのものを連続してまとめて読むこと、もう1つは言語化と読むことを切り分けることだ。
- 安斎は本を読む際、著者のバックグラウンド・知識・その影響を受けている人、をざっくりと把握することを大切にすると言う。
- いろんな歴史がつながって今のナレッジがある。情報の流れ、脈を捉えないと、理論を理解できることがない。特にアカデミックな本の場合は、そういうつながりが見えると特におもしろい。