CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの13回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「初対面の雑談の連想ゲームを上手につなげるコツ」をテーマにディスカッションしました。
- 飲み会の帰りに必ず行われる「何線ですか?」探り。降りる駅が近かったりすると、「何話そう…」と悩む。
- この雑談では、共通項を探して盛り上がるため、連想ゲームが行われるがなかなかに難しい。同じものが好きでも、そのジャンルが違ったりしてどうしても「シーン…」となってしまう。
- とはいえ、雑談を討論や議論にしてしまうとキャッチボールが終わってしまう。だからこそ、連想ゲームを丁寧に行うことが大切。
- そのシチュエーションで一番難しいのは、「大人数の飲み会で、ほとんど喋らなかったけど最寄駅だけ近い」というパターン。相手の興味すら醸成されていないので、「内発的動機付けがない」という独特の難しさがある。
- 「相手に失礼だから」と相手のことをしっかり深掘っていたら、降りる一つ前の駅で「最近振られて…」と告白されてしまったこともあり、この雑談ではタイムマネジメントも難しいポイント。
- この雑談をうまくできるかどうかは、自分のなかで意味づけが持てているかが大切。ミミクリデザインの和泉は、この手の掘下げが得意。「ルーツ」と「きっかけ」を聞くというフレームワークを用い、最初興味がないトピックに対しても掘り下げていくことができる。