「問いのデザイン」が解決するもの:組織に蔓延する2つの病い

安斎 勇樹

2020.08.28/ 7min read

会議が盛り上がらないとき。良いアイデアが浮かばないとき。チームメンバーと「わかりあえない」と感じるとき。部下のポテンシャルを引き出せないとき。組織全体の求心力が薄れているとき。

これらの原因はチームメンバーやマネージャーの能力不足ではなく、チームが向き合っている「問い」がうまくデザインされていないケースが大半です。組織の背後にある問いに向き合い、適切な問いを立て直すことは、イノベーションのブレイクスルーの鍵を握っています。

ベストセラーとなった拙著『問いのデザイン』では、組織における問題の本質を見抜き、解決を導くためのファシリテーションのエッセンスについて体系的に解説しました。本記事では、組織においてなぜ「問いのデザイン」が求められているのか。「問いのデザイン」は、いったいどのような組織の問題を解決するのか。問いに向き合うことの意義について再考します。

目次
新規事業のブレイクスルーは「問い」の転換から生まれる
なぜこのようなことが起きてしまうのか
組織における「認識」の固定化の病い
組織における「関係性」の固定化の病い


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