成功体験を捨てるアンラーニングの意義とコツ|CULTIBASE Radio|Management #77

成功体験を捨てるアンラーニングの意義とコツ|CULTIBASE Radio|Management #77

2021.11.22/26

CULTIBASE Radio
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの77回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「成功体験を捨てるアンラーニングの意義とコツ」をテーマにディスカッションしました。 

  • 今回のマネジメントラジオは前回の続き。発展途中のマネージャーの学習サイクルには「ラーニング期」「安定期」「アンラーニング期」の3つのフェーズがあるということだった。
  • 挑戦的なアサインには、どうしてもこのアンラーニングがつきものだ。問題は、そのことを認識しないままアサインが行われること。活躍している若手も、アサインを変えれば必ず悶々とする期間がある。この期間に、強くフィードバックをしてしまい、本人が「がんばろう」と思えなくなってしまうことも多い。
  • 特に、昇格など、管掌範囲が広がるようなアサインでは、それまで使えていた「量をこなす」という手法が使えなくなる壁にぶち当たることになる。チーム規模が3−4人であれば問題が起きればじっくり話すというやり方で解決できていたことも、規模が10人となるとそうはいかない。
  • ここで重要なのは、10人を対象としたマネジメント手法を学ぶことだけではなく、「すでに持っている自分のスキル・知識の使い方をズラすこと」だ。1on1が上手な、ピープルマネジメントに長けたマネージャーがいたとする。チームが10人規模になると1on1の時間が足りなくなってそれまでのようにうまくいかなくなるが、1on1で話していたようなことを10人みんなの前で話すことができるようになるだけでも大きく変わる。
  • 自分の仕事として成果を出さなければいけない対象範囲と、自分が今持っているスキルという、2つの要素が仕事にはある。これらを一緒に考えるのではなく、壁に当たったら「今はスキルを身につけるべきなのか、対象範囲に合わせてスキルの使い方をズラすべきなのか」と考えることが大切だ。

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