「道具と対話する」環境変化を乗り越えるためのブリコラージュ|CULTIBASE Radio|Facilitation #10

「道具と対話する」環境変化を乗り越えるためのブリコラージュ|CULTIBASE Radio|Facilitation #10

2021.11.10/16

CULTIBASE Radio

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio ファシリテーションの10回目では、株式会社MIMIGURIの和泉裕之とが、「「道具と対話する」環境変化を乗り越えるためのブリコラージュ」をテーマにディスカッションしました。  

  • 今回のファシリテーションラジオは、今週末のLIVEイベント『オンライン・ワークショップ実践入門:「学習と創造の場づくり」におけるオンラインツールの可能性』の前段として、人材育成・研修設計をバックグラウンドにもつファシリテーター・田幡をゲストに迎えてお送りする。
  • 「ワークショップといえば対面」が当たり前だった二年前。あれからワークショップを専門とする人たちは、オンライン化というあまりにも突然で大きな環境変化に対してどのような姿勢で立ち向かい、乗り越えてきたのだろうか?
  • 変化を乗り越えられる組織には、前提として「やってみて、結果を見てみたい」という“実験性の文化”が大切だと田幡は語る。しかし、それだけではない。実験のやり方にこそ重要なポイントがある。キーワードは「ブリコラージュ」だ。
  • 大きな環境変化があると、私たちは目的に対して方法を修正せざるを得なくなる。しかし、変化が大きければ大きいほど、それは「修正」レベルでは足らず、0から再構築しなくてはならない状況も多い。そんな時に大切なのが、「目的を一度置いておいて、道具と対話する」ことだ。
  • 実験とは、道具のもっている可能性を見出す行為だ。そして、その見出し方には専門性がにじみ出る。例えばMIMIGURIでは、ZOOMという同じオンラインコミュニケーションツールでも、ファシリテーターはマイク機能を「壁」に見立てて新たなリフレクションの方法を開発し、デザイナーは背景画像にデザインの余地を見出し新しい感情表現の場とした。専門性をバックグラウンドに持ちながらも、目標から逆算して「これは使える、これは使えない」と選別するのではなく、「まず触れる」ことが重要だ。

イベント開催のお知らせ

2020年1月以降の新型コロナウイルス流行から2年弱、CULTIBASEを運営する株式会社MIMIGURIでは、オンライン下でのワークショップの方法を模索し、ノウハウを紡いできました。11/13(土)10時より開催のイベント「オンライン・ワークショップ実践入門」では、こうしたノウハウを「入門編」としてまとめてお届けします。ぜひご参加ください。

▼オンライン・ワークショップ実践入門:「学習と創造の場づくり」におけるオンラインツールの可能性

パッケージ

テーマごとにコンテンツを厳選してまとめました。

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