中小企業のマネージャーが育つ機会提供とジョブ・クラフティング|CULTIBASE Radio|Management #70

中小企業のマネージャーが育つ機会提供とジョブ・クラフティング|CULTIBASE Radio|Management #70

2021.10.01/16

CULTIBASE Radio
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの70回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「中小企業のマネージャーが育つ機会提供とジョブ・クラフティング」をテーマにディスカッションしました。 

  • 今週末は、CULTIBASE Labで「中小企業におけるマネージャーの育て方」というイベントを開催予定。2021年出版『中小企業の人材開発』の著者の1人である保田 江美さん(国際医療福祉大学 准教授)をゲストにお招きし、MIMIGURIからはマネージャーである吉野・東南が登壇する。
  • 「人が育ちにくい」という問題は、多くの中小企業が抱えているものだ。詳しくはイベントを待ちたいが、今回のラジオではこのテーマについてミナベの観点から考えてみる。
  • 中小企業では、組織の仕組みが整っていないため、多くのことがミドルマネージャーや現場の管理職に委ねられ、負担となってしまう構造がある。これはちょうど、プログラムがうまくデザインされていないワークショップで、グループファシリテーターに負担が集中するのと同じ構図だ。
  • 中小企業のマネージャーは、結局のところ現場で経験を積むことが多い。しかし、そのために起こりがちな問題が「視座の低下」と「探索的な機会の不足」である。さらに難しいことに、“モグラ叩き”的になってしまったマネージャーに対して、経営者が“モグラ叩き”的なフィードバックをしてしまうことも少なくない。
  • 大切なのは「企業自身が事業発達をすること」だ。そうすれば、必然的にマネージャーには新しいことに挑戦する機会が与えられる。
  • とはいえ、「新規事業への挑戦や既存事業の発展が、今すぐには難しい」という状況にある企業も多い。そのような場合は「ジョブ・クラフティング」の概念が有用だ。たとえ新しい機会が作れない場合でも、「どう“我”を投げ込めるか」という観点で既存の仕事を捉え直すことは、育成に大切な要素となる。

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