マネジメントの教科書に「1on1の作法」を書くとしたら|CULTIBASE Radio|Management #59

マネジメントの教科書に「1on1の作法」を書くとしたら|CULTIBASE Radio|Management #59

2021.06.09/19

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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの59回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「マネジメントの教科書に「1on1の作法」を書くとしたら」をテーマにディスカッションしました。  

  • 以前ご好評いただいていた「マネジメントの教科書」シリーズ。 今回は、マネジメントの“キホンのキ”とも言える「1on1をどうすればいいのか問題」について考えたい。
  • 1on1には、決して欠かせない大前提がある。それは「1on1は機会提供の場である」という認識だ。うまくいっていないケースの大半は、この認識がないことに起因している。
  • 以前のCULTIBASE Radioでも話題にあげたように人の発達は長いサイクルのなかで少しずつ進んでいくものだが、そのなかで、1on1は発達のリズムづくりの役割を果たす。1on1を通じて、[小さなゴールの達成→リフレクション→次のゴールの設定→・・・]という発達サイクルが回っていくのだ。
  • 1on1で陥りがちなバッドパターンは①進捗管理に終始してしまう場合と、②話すことが特にない場合の2つに大別される。1on1も、ワークショップやイベントと同様にどういう機会提供・話題提供をすればいいかを考え、事前にプログラムを設計することが重要なのだ。
  • それでは、1on1の場では実際にどのようなコミュニケーションを取ればいいのだろうか?ミナベによると、1on1のプログラムは大抵4つのモジュールで構成されるという。
  • (1) アイスブレイク:話やすい心理的安全性をつくる。
  • (2) 傾聴様々なコミュニケーションモードを使い分けることで、困っていることや本音を真摯に引き出しながら、課題の言語化や課題解決への手助けをする。
  • (3) マネージャーが話したいことを話す:例えば「今後、チームではこういうことをしたいんだけど、どう思う?」など、チームのことについて一緒に問い直したりHOWを考えたりすることで、目線がすり合わせられる。
  • (4) システム思考で対処法を考え、NA(ネクストアクション)に落とし込む
  • そのほかにも、1on1を用いて個々人のツボを押すことでチーム全体のマネジメントができるような方法論もある。クオリティーの高い1on1ができることは、マネージャーにとって重要な武器となるのだ。

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