CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの49回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「組織の過渡期における「なぜかうまくいかない状況」をどう乗り越えるか」をテーマにディスカッションしました。
- 合併やリニューアルを経て、ちょっとずつ業務プロセスなどが変わってきたMIMIGURI。改善を繰り返しているので良くなって来ているはずなのだが、すこし「組織の歯車と自分の歯車が噛み合っていないな」と感じるときがある。
- こんなとき、これは組織文化の問題だとされ「合宿しよう!」と言われることがしばしば。しかし、ミナベによると「これはエモでは解決できない」。
- というのも、組織が拡大していくフェーズにおいては、目の前で仕事している人や作ってるもの、目標が変わっていないのに対して、一番大きく変化しているのが「チームの“向こう側”にいる人」だからだ。
- 目の前の人や、目の前の目標を見ているだけでは組織は動かない。組織が大きくなるということは、「自分たちのチーム内での一体化」を目指せばよかった状況から、「チーム同士で手を組む」ことを目指す状況に、戦い方が変わるということもであるのだ。
- 1on1でも同様だが、とくに会議では「HOW」のトピックが優先され、「WHY」を取り上げることが難しい。しかし、「今回話すことは何もないね、スキップするか!」となったら、それはメンテナンスが必要な時期であるということだ。