チームに主体性と求心力をもたらす「強いブランド」の育み方

2021.07.19/97

高度成長期のトップダウン型の組織から脱却し、メンバーの主体的な行動を促すボトムアップ型の組織づくりが重要視される現代、多くの企業が「どうすればメンバーの主体性を引き出せるのか?」という点に課題を感じています。

「積極的にアイデアを出してほしいのに、なかなか集まらない」
「誰もが指示を待つばかりで、言われないと行動してくれない」
「自主的な発言が少ないので、何を考えているのか今ひとつわからない」

など、「主体性のなさ」に関するマネージャーの悩みは尽きることがありません。
主体性を失くしてしまっている人の共通点として「自らが関わる組織やチーム、商品、サービスに“誇り”を持てなくなってしまっている」ことが挙げられます。そして、こうした「誇り」を取り戻すためには、まずは自分たちが持つ「ブランド」を再認識することが重要です。

自分たちの商品やサービスが社会に何をもたらすのか。その価値創造のプロセスに自分自身はどのように関わることができるか。これらの問いに対するアンサーがチーム内で強固に共有されて初めて、個々のメンバーが誇りを持てる「強いブランド」が形成されます。

社内で大事にされていないブランドが、社外の人に大切にされるはずがありません。
とはいえ、メンバーの主体性の発揮を促す「強いブランド」を育んでいくために、何ができるのでしょうか。

本イベントでは、「ブランド・パーパス(社会的目的)こそがブランド成長の根源である」という想いから、ブランド成長のためのサポートをワークショップ/マーケティング戦略/施策立案・実行を通じて取り組んできた福岡陽さん(NTTコミュニケーションズ デザイン部門「KOEL」 UXデザイナー)をゲスト講師にお招きし、「ブランディング」の観点から、メンバーが組織や事業に対する誇りを取り戻すために必要な知見をお伺いします。

前半は福岡さんから本テーマに関する講義を行っていただき、後半は個人の内発的な思いを起点とした商品開発の方法論を専門とする小田裕和(株式会社MIMIGURI Design Researcher)とともにディスカッションを行います。

ゲスト

福岡 陽
NTTコミュニケーションズ デザイン部門「KOEL」 UXデザイナー
株式会社エフアイシーシーにてブランドエクスペリエンスクリエイティブ事業部の事業部長を勤め、ブランドコンサルティング業務に従事。「ブランド・パーパス(社会的目的)こそがブランド成長の根源である」という想いから、ブランド成長のためのサポートをワークショップ/マーケティング戦略/施策立案・実行を通じて取り組んできた。2021年1月よりNTTコミュニケーションズ株式会社のデザインスタジオ・KOELにジョイン。

パッケージ

テーマごとにコンテンツを厳選してまとめました。

もっと見る