あらゆる企業において、社会の変化に適応しながら組織として成長しつづけていくには、既存事業を伸ばしていくだけでなく、探索を通じて新たな可能性を模索していくことが欠かせません。探索を怠る組織はいずれ新興企業にとってかわられてしまうというリスクも孕んでいます。
こうした問題意識から、大手企業をはじめとする多くの企業が新規事業の立ち上げなどを行っていますが、新規事業の担当者からは「孤立感を感じている」「他部署からの理解が得られない」「上司から事業アイデアに対する理解が得られない」など、課題感を持たれている声を耳にします。
チームで円滑に新規事業を推進していくためには、どういった点に気をつけると良いのでしょうか？はたまた、「新規事業がうまくいくチームづくり」とは一体どのようなものなのでしょうか？
本イベントでは、『「事業を創る人」の大研究』『チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方』の著者である田中 聡先生（立教大学 経営学部 助教）をゲストにお招きし、「新規事業が生まれるチームづくりのコツ」についてお伺いします。
前半は田中先生から本テーマについての講義をしていただき、後半はチームづくりに役立つリフレクションの方法論などの研究を行ってきた瀧知惠美（株式会社MIMIGURI Experience Designer）とともにディスカッションを行います。
新規事業を担当されている方はもちろん、チームづくりに取り組んでいらっしゃる方、社内の理解を得ながらコトを進めていきたい方まで、幅広くおすすめの内容です。ぜひお気軽にご参加ください。
ゲスト
田中 聡
立教大学 経営学部 助教
東京大学大学院学際情報学府博士課程 修了。博士(学際情報学)。大学卒業後、株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)に入社。事業部門での実務経験を経て、2010年 株式会社インテリジェンスHITO総合研究所(現・株式会社パーソル総合研究所)立ち上げに参画。同社リサーチ室長・主任研究員・フェローなどを務め、2018年より現職。専門は、経営学習論・人的資源開発論。働く人と組織の成長・学習を研究している。著書（共著）に、「事業を創る人の大研究」、「チームワーキング」など。