保護中: 【Lab会員限定記事】グループの求心力を高め、良質なアウトプットに繋げるコツ(連載「ワークショップ・ファシリテーションのヒント」第4回)

保護中: 【Lab会員限定記事】グループの求心力を高め、良質なアウトプットに繋げるコツ(連載「ワークショップ・ファシリテーションのヒント」第4回)

水波洸

2021.02.06/ 15min read

本連載「ワークショップ・ファシリテーションのヒント」では、「明日の実践ですぐ使える」ことをコンセプトに、実践に役立つちょっとしたファシリテーションのヒントを紹介しています。前回は「グループの多様性を活かす」ことをテーマに掲げ、お届けしました。

保護中: グループの多様性を尊重し、豊かな創発に繋げるコツ(連載「ワークショップ・ファシリテーションのヒント」第3回)

第4回となる今回は「グループの求心力を高め、良質なアウトプットに繋げるコツ」をお届けします。前回述べたように、ワークショップの醍醐味は、多様な人がワークを通じて協同し、価値観の異なる他者のアイデアに刺激を受けながら自身のものの見方を拡張させていくプロセスにあります。そのため、「ワークショップをデザインするとは、すなわち、学習と創発のプロセスをデザインすること」だと表現されることもあります。しかしながら、「プロセスさえ充実していれば、最終的な成果がおざなりでも構わない」というわけではありません。むしろ、全員が対等に議論に参加し、多角的な観点から検討を重ねたグループと、そうではないグループとでは、最終的な成果の質に大きな違いが生まれます。

前者のグループのアウトプットは、さまざまな発話が行われた中でメンバーが面白いと感じた斬新な考え方やまなざしが意欲的に反映されていることから、見る人に意外な驚きや気づき、時にはざわつくような違和感をもたらします。他方で、協同がうまくいかなかったグループの場合は、ごく少数のものの見方しか反映されていない、小綺麗にまとまったアウトプットであることが多く、言葉を選ばず言ってしまうと、”優等生的でつまらない”もので終わってしまうケースがほとんどです。

時おり実践者が、「ワークショップを実施しても、その成否をどこで判断すればよいかわからない」と悩む声を耳にしますが、「ワークショップの参加者だけでなく、まったく関係のない人が見ても、何かしら気づきや発見をもたらすようなアウトプットが生まれているかどうか」は、ファシリテーターが自らの実践を測る上で常に持っておきたい指標の一つだと考えています。

また、当然こうしたアウトプットが生まれるかどうかは、ワークショップのプログラムデザインと場づくり、そしてファシリテーションに懸かっています。今回の記事では、グループが協同的な活動に楽しく没頭できるように働きかけ、周囲に新たな考え方を提示するようなアウトプットに繋げていくためのファシリテーションのヒントを、「状況」「行動」に分けて6つ紹介します。

■今回紹介する6つのヒント
「その日の目的とゴールは冒頭で明確に伝える」
「まず個人ワークから始める」
「付箋やワークシートの具体的な記入例を提示する」
「場の“ベクトル“を観察する」
「議論の蓄積を見える化しておく」
「発散でも収束でもない“グローンゾーン“を支援する」

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