「わかったつもり」を脱するには、問いのリフレーミングが不可欠である──法政大学教授石山恒貴さん×安斎勇樹対談

「わかったつもり」を脱するには、問いのリフレーミングが不可欠である──法政大学教授石山恒貴さん×安斎勇樹対談

田口友紀子

2020.12.23/ 13min read

「問いのデザイン」は、商品開発や人材育成、組織開発、地域活性など、あらゆる分野において複雑な問題の本質を捉え、創造的な課題解決に導く技術となる方法論です。書籍『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(学芸出版社)は累計3万部が発行され、様々な分野のビジネスパーソンから好評を博しています。

一方で、共著者である安斎は出版後も様々な分野の問いの実践者と対談を重ねる連載企画「『問いのデザイン』を拡張せよ」を実施するなど、「問いのデザイン」を巡る探求は未だに続いています。

そこでこの度、「探求したい知識も課題も山ほど残っている」と語る安斎自らが主催する「問いのデザインゼミ」が、CULTIBASE Labで新たにスタート。2020年11月14日に実施された第1回のゲストは、7月に『日本企業のタレントマネジメント』を出版された法政大学大学院 教授の石山恒貴さん。「枠を超える人と組織をいかに育てるか?」をテーマに、「越境学習」「タレントマネジメント」について解説していただきました。

安斎は本ゼミの冒頭で、「問いのデザイン」の背後にあるテーマに「固定観念」があると語りました。「人は暗黙に形成された無自覚の前提から逃れることができず、創造的な発想に制約が生まれてしまう」「その固定観念の枠を超えるリフレーミングが必要になる」とした上で、その「枠」を越える越境学習と、人や組織の育て方が、問いのデザインの探求の手掛かりになると言います。本記事は連載企画「『問いのデザイン』を拡張せよ」の一環として、石山さんによる話題提供と、安斎との対談の模様をお届けします。

目次
越境学習とは「わかったつもり」から脱すること
“タレント”とは、誰のことなのか?
従来の「適者生存」ではない、「適者開発」の人事アプローチとは
越境学習とは「既存実践の拒絶」であり、“阻害”すらも学びとなる

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