
イノベーション
経営・マネジメント
仕事や生活に「遊び心」を取り入れることで、創造性を高める「遊びのデザイン」。前回の記事では、「破壊の衝動」をくすぐることで、チームのコラボレーションを活性化した事例をご紹介しました。
遊びのデザインをファシリテーションに応用する効用は、相手に期待する目標をトップダウン的に「押し付ける」のではなく、みんなが目標を達成したくなる「内発的な状況」を作りだすことにあります。
これは、企業研修などの人材育成の現場にも応用が可能です。以前に人材育成のアプローチとして、階段型の学びを促す「インストラクショナルデザイン(ID)」と、固定観念を揺さぶる「ワークショップデザイン(WD)」の2つの研修設計の手法をご紹介しました。
従来型の人材育成を超えるには:研修設計の2つのアプローチ | CULTIBASE | 組織イノベーションの知を耕す。
CULTIBASEでは、「イノベーション」「経営・マネジメント」「デザイン」「学習・人材育成」「ファシリテーション」を切り口として、「組織のポテンシャル」を引き出し、クリエイティビティ溢れる組織づくりやイノベーティブな事業の創出に役立つ様々な考え方やノウハウを紹介していきます。
この2つは、目指す学習の性質が異なるだけでなく、後者のワークショップデザインは「遊びのデザイン」と組み合わせることによって、「無理矢理学ばせる研修」ではなく「学びたくなってしまう状況」をデザインすることが可能になります。
目次
観察力を磨くワークショップの事例
コンビニをリデザインする遊び
学びたくなる状況を遊びに埋め込む
クリエイティビティ溢れる組織づくりやイノベーティブな事業の創出を目指し、組織イノベーションの知を耕すメディアです。